新田真剣佑 「ハリウッド撮影中」で千葉真一さんみとれずも「仕事こそが“真の供養”」の決意

　俳優の千葉真一さんが8月19日午後5時26分、新型コロナウイルス感染のため千葉県君津市の病院で亡くなった。享年82。葬儀・告別式は近親者でおこなうという。

　所属事務所によると、千葉さんは7月末に新型コロナに感染。肺炎の症状が悪化し、8月8日に入院したという。酸素吸入を続けるなど治療したが、回復に至らなかった。

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『日刊スポーツ』によると、次男で俳優の眞栄田郷敦（まえだ ごうどん・21）も病院に駆けつけたが、最期を看取ることはできなかったという。そして、長男の新田真剣佑（あらた まっけんゆう・24）も、渡米中で看取ることができなかったと報じられている。

　現在公開中の『東京リベンジャーズ』にも出演している眞栄田は「一方的な約束をしてきました。それを守るだけです」とコメント。俳優活動への決意がにじみ出ていた。

　いっぽうの真剣佑について、芸能関係者はこう語る。

「真剣佑さんは、ハリウッドでの映画撮影のため、渡米しています。日本の超人気漫画の実写化映画に主演クラスとして抜擢されており、着々と渡米の準備を進めていました。

　千葉さんは『キル・ビル』や『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』など、多くのハリウッド作品に出演されたことでも知られています。多くの海外の俳優・映画監督たちが、千葉さんの死に追悼のコメントを寄せました。

　そんな千葉さんの遺志を継ぐ長男として、ハリウッドでの撮影に真摯に臨むことが、最高の供養だと信じているそうです」

　父を超える俳優に――。息子たちに目標を与え、千葉さんはこの世を去っていった。