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西野七瀬、たばこの吸い方を鈴木亮平に教わる…『孤狼の血 LEVEL2』白石和彌監督が証言

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.08.22 11:00 最終更新日:2021.08.22 11:00

西野七瀬、たばこの吸い方を鈴木亮平に教わる…『孤狼の血 LEVEL2』白石和彌監督が証言

 

「オファーをいただいたとき、何かの間違いかと思いました」
 西野七瀬はそう語る。が、劇中で悲痛な叫びを上げるシーンは、そのオファーが正しかったと感じさせるものだった。

 

 現在公開されている映画『孤狼の血 LEVEL2』は、マル暴の刑事・日岡秀一(松坂桃李)と、悪魔のような凶暴性を持つヤクザ・上林成浩(鈴木亮平)の対決を軸にした作品だ。

 

 

 西野が演じるのは、日岡と男女の仲にあるスナックのママ・近田真緒。「髪をブリーチして髪型も特殊な感じ」にして臨んだ。真緒は弟のチンタ(村上虹郎)の身を案じながら店を切り盛りするが、激化する日岡と上林の対立に巻き込まれていく。家族を守るべく苦悩する彼女を待ち受ける結末とは――。

 

 劇中には、映画だからこそ描けた凄惨シーンもあるが、自分とはかけ離れていたから逆に楽しめた、と西野は語る。

 

「真緒は、親がいない状況で弟たちを守らなきゃいけない。ほったらかしにせず、自分で稼いで面倒を見ているっていうのは、すごく愛情があるんだなと。精いっぱい演じた、自分にとって大きな挑戦になった作品です」

 

 ヒロインへの起用を決めた白石和彌監督も、西野を絶賛する。

 

「乃木坂46のころから燃える情念みたいなものを彼女に感じていて、真緒役にハマると思っていました。西野さんが劇中でたばこを吸うシーンがあるんですが、彼女は『吸ったことがない』ので、仕草が全然決まらない。

 

 ある夜、スタッフと演者のたまり場に顔を出したら、西野さんが(敵役の)鈴木亮平君、毎熊克哉君ら上林組の強面キャストに取り囲まれて、たばこの吸い方を一から教わっていました。その夜以降、たばこを吸うシーンの撮影はバッチリでしたね(笑)」

 

 西野も笑って、こう話す。

 

「ロケ場所にキャスト、スタッフ専用の居酒屋みたいなスペースがあったんですけど、たばこの吸い方や持ち方を優しくアドバイスいただきました。ヤクザ役の方たちは、みなさん、オーラがあって怖かったです(笑)」

 

にしのななせ
27歳 1994年5月25日生まれ 大阪府出身 T159 2018年、乃木坂46卒業。以降、女優として多くのドラマ、映画、CMに出演。ドラマ『ハコヅメ 〜たたかう! 交番女子〜』(日本テレビ系)に出演中。映画『鳩の撃退法』が8月27日公開。そのほか最新情報は、公式サイト(https://nishinonanase.com/)、Twitter(@nanase_andstaff)、Instagram(@nishino.nanase.official)にて

 

写真・熊木 優(io) 
スタイリスト・市野沢祐大(TEN10) 
ヘアメイク・猪股真衣子(TRON)

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