香川照之『THE TIME,』でのMC力に称賛の声…若き日のAD経験や現場ロケが実を結んだ！

 

「こういうことが起きるたびに、強く感じるのが、何気ない、そしてありきたりの朝を普通に迎えることが、いかにありがたいことか。改めて、感謝いたします」

 

　10月8日、朝の情報番組『THE TIME,』（TBS系）に、金曜司会を務める俳優の香川照之（55）が出演。スタジオでは、前日に関東地方を強い地震が襲ったことを受け、冒頭のように語った。

 

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「10月1日、番組の初回では、月〜木曜日司会を務める安住紳一郎アナも同席していました。今回は1人での出演だったわけですが、早くもそのMC力を評価する声が上がっているのです。

 

　地方テレビ局と中継をつなぐ『列島リアルタイム中継』のコーナーでは、中継先のアナウンサーが鍾乳洞で足を踏み外し、あごまで水に浸かってしまうハプニングがありましたが、香川さんは『言葉が出ない体の張り方ありがとうございます』と返し、スタジオでは笑いが生まれていました」（テレビ誌ライター）

 

　番組後半、じつは安住アナがスタジオの隅で香川を “見守っていた” ことも明らかにされたが、ネットでは香川の “初登板” を評価する声が相次いでいる。

 

《トークも落ち着いているし、反応も早い。ものすごく頭が回る人だ》

 

《毎日香川さんのトークでもいいくらい、めっちゃ面白かった！》

 

　初回放送では初心者マークをつけるなど、香川本人も情報番組のMCを務めることに不安を感じていたようだが、前出のライターは「香川さんには “百戦練磨” の経験がある」と語る。

 

「香川さんの母・浜木綿子さんは（85）は、息子の芸能界入りをTBSのプロデューサーである石井ふく子さんに託しました。実は、香川さんは同局『日曜劇場』のADをやっていたんです。

 

『香川照之の昆虫すごいぜ！』（NHK Eテレ）では『カマキリ先生』に扮し、ロケ先に頻繁に足を運ぶなど、現場への大きな理解を持ち合わせています。

 

　さらに、トーク力もある。熱狂的なファンとして知られるボクシングの解説を務めたときは、『地球の地軸が少しずれてるようなパンチ』『先祖の墓までぶっ飛ばすようなパンチ』など、現場の興奮を伝える “香川語録” が話題になりました。

 

　役者としてだけでなく、さまざまな形でテレビと関わってきたことが実を結び、MCとしての高評価につながっているのでしょう」

 

“朝の顔” として定着するのも、そう時間はかからなそうだ。