袴田吉彦、アパ不倫から4年で再婚！人気回復を支える「不倫界の優等生」という異色の立ち位置

 

　俳優の袴田吉彦が、10月7日の『ダウンタウンDX 秋の2時間スペシャル』（日本テレビ系）に出演し、再婚を報告した。今年6月に一般女性との同棲が報じられており、その後も愛を育んでいたようだ。

 

　スマホの待ち受け画面を調査する企画で、袴田は女性とのツーショット写真にしていることが発覚。スタジオが騒然とすると、「テレビで初めて言うんですけど、先日入籍させていただいて。再婚。すいません」と、笑顔で打ち明けた。

 

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　袴田といえば、2010年にタレントの河中あいと結婚し、翌年に第一子が生まれたが、2017年1月にグラビアアイドルとの不倫が報じられ、同年に離婚している。不倫相手と会っていたのは主に「アパホテル」で、こつこつとポイントを貯めていたことから「アパ不倫」といじられてきた。

 

　とかく芸能人の不倫はダメージが大きく、復帰も簡単ではない。しかし、今回の袴田の再婚には、ネット上から「おめでとうございます！」「今度は不貞するなよ！」などと、あたたかい声が多く寄せられている。

 

「袴田さんの人気回復ぶりは、目をみはるものがあります。報道後、すぐに記者会見を開き、謝罪したのもいい対応でした。その後も、2017年末の『絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時！』でダウンタウンの2人から徹底的にいじられたのを皮切りに、多くのバラエティー番組に出演してきました。

 

　ポイントを貯めるなどのカッコ悪い話も惜しみなくネタにした結果、いじられキャラを確立できたのです。

 

　今回の再婚発表がダウンタウンの番組だったのも、“アパ不倫”後、一番はじめに声をかけてもらった恩義を感じてのことでしょう。総じて対応がうまく、袴田さんは、いうなれば “不倫界の優等生” ですよ」（芸能ジャーナリスト）

 

　袴田は、2017年末の『笑ってはいけない』への出演依頼が来た当時を振り返り、かつて本誌の取材にこう語っている。

 

「僕個人のことより、元奥さんや子供、お互いの両親のことを考えました。『僕が出演することで、子供がいじめられるんじゃないか』とか、『不倫をネタにしてバラエティ番組に出ていいのか』とか。

 

　一方で、『もしかしたら、もう一度芸能界で活動するチャンスをくれているんじゃないか』とも思ったんです。

 

出演するかどうかの返事をする期限も迫ってきて、迷いに迷いました。周囲にもあまり相談できずにいて、それこそ胃が痛くなるほどでした」

 

　放送後の反応は好意的だった。実際に、バラエティ番組への出演で「引き出しが増えた」とも明かしている。

 

「演技そのものが上手になったとは思いませんけど……なんていうか、気持ち。そう、役に対して深く入り込むようになったんです。『今、自分は何をすべきか』が客観的に見えるようになった気もします。

 

　芸人さんの言葉のキャッチボールだったり、絶妙な間合いだったり切り返しだったり。そんないろいろなことに間近で接したことで影響されたんだと思います。ダウンタウンさんには、感謝しかありません」

 

　数々の経験を経て、つかんだ再婚。番組で発表した際は、「この人とアパに行ったってことですか？」とのツッコミに「行ってないです！　行ってないです！」と必死で返しており、最後まで袴田はいじられキャラだった。