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板東希、E-girlsから女優へ「自分のこだわりなんて全部捨てて、なんでも挑戦したい」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.10.30 11:00 最終更新日:2021.10.30 11:00
■目標は “最強のおばさん”
改めて3年前の自分を見て「いい意味でも、今だったら絶対にあの雰囲気にはならないと思う」と振り返る。
「当時はお芝居のレッスンとかも受けていなくて、今とは取り組み方が全然違うんですよ。でも、あのときの少ない引き出しのなかで、等身大で頑張っている感じが私らしいというか。初々しさなど、あのときのよさは出ている気がします。
ただ、当たって砕けろ! 的な感じは、けっこう基礎から勉強させていただいている今となってはちょっと怖いかも(笑)。そういう意味でもかなり記念的な作品です」
新たな道を進み始めた坂東。今、彼女はどんな自分を夢見ているのだろうか。
「実は “最強のおばさんになりたい” という思いが昔からあるんです。いろいろ挑戦し、そのひとつひとつを吸収して成長し、最終的に “坂東希” ができればいいなって。学ぶ心をいつまでも忘れたくないです。
具体的に言うと、パワフルなおばちゃんなんだけど、若い子の失敗とか見ても『いいのよ、いいのよ』って寛容に言える人になりたいというか……。すべてを包み込んでくれるおばさんですね(笑)。そのためには笑顔がキーワードになっていきそう。やっぱり笑っていなきゃ。なので、年をとるのは怖くないんです。
女優としては、来る者拒まず、いろんな自分を見せられるように頑張っていきたいです。自分のこだわりなんて全部捨てて、なんでも挑戦したいな。
以前、小池栄子さんが『この人が出ている作品なら見たいと思わせる役者さんを目指していた』と語っていて。それってすごくいいなって。
私も “坂東希が出ているなら見たい” と思ってもらえるような女優さんになりたいです。どっしりとした存在のある人になっていければ。今回はそのための一歩だったと思います」
ばんどうのぞみ
1997年9月4日生まれ 東京都出身 2011年Flower、E-girlsに加入、2012年には関西テレビ系『GTO』で女優デビューし、映画『虹色デイズ』(2018年)、『3人の信長』(2019年)などに出演。2020年解散後は女優、モデルとして活躍中
写真・志波慎寿介
スタイリスト・上杉麻美
ヘアメイク・宮本圭歌
(c)2021 映画「DANCING MARY」製作委員会