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乃木坂46与田祐希、恋愛ドラマ初挑戦「杏さんのアドバイスで自然な涙が流せた」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.11.03 11:00 最終更新日:2021.11.03 11:00

乃木坂46与田祐希、恋愛ドラマ初挑戦「杏さんのアドバイスで自然な涙が流せた」

 

「新しい挑戦は楽しいです」と語るのは乃木坂46与田祐希。アイドルとしてはもちろん、モデルとしても活躍している彼女が、女優としても新たな一面を見せている。

 

「周りの方に比べたら経験も全然浅いのですが、やるからにはキャラクターを理解し、自分にできる最大限で頑張ろうという気持ちで挑んでいます」

 

 

 彼女が出演しているのは、小栗旬、松山ケンイチ、杏、仲村トオル、香川照之らが出演している日曜劇場『日本沈没-希望のひと-』(TBS系)。

 

 小松左京の不朽の名作の舞台を現代に置き換え、あきらめずに未来を信じる人々の人間ドラマに仕上がっている本作。与田は、居酒屋の店員・山田愛役として、ドラマに花を添えている。

 

「正直、撮影が始まるまでは緊張でしたが、みなさんが本当に優しくて、安心して撮影できました。あと、日曜劇場って本当にいろんな人が見ているんです。ドラマが放送されるたび、家族や(乃木坂46の)メンバーから感想が届きます。これはすごく励みにもなるし、うれしいです。

 

 私が演じる愛ちゃんは、とにかくお店ではハキハキと明るい、それこそアイドルのような存在。役に没頭しすぎて、撮影中は私生活でも『へい!』みたいな居酒屋さんのかけ声みたいなのが出てしまうなど、愛ちゃんが乗り移っていました(笑)」

 

 与田も、演じる愛のように天真爛漫な女の子のように見えるが……。

 

「愛ちゃんは、バイト中はすごく明るいですけど、落ち込むときは地の底まで落ち込むし、怒るし、ちゃんと泣くんですよ。

 

 私はそこまで感情豊かではないので、愛ちゃんを見ているとすごくうらやましくも感じますね。そして自分がいかに省エネなんだと実感するというか(笑)。この役を演じて、感情を呼び起こされたような気がします。

 

 そして、改めて思うのが居酒屋さんのバイトは大変ということ。ずっと笑顔でいなきゃいけないので。私だったら、ああいうにぎやかなところではなく、落ち着いた雰囲気の居酒屋さんの方が性に合っているかも。昔、旅館でバイトしたこともありますし、そっちの方かな。どちらかといえば裏方でみんなをサポートする方が好きです」

 

 ドラマの宣伝ポスターに「信じられるリーダーはいるか」と大きくキャッチがついている本作。仲村トオル演じる総理をはじめ、官僚、学者ら、リーダーたちが日本を救うために奔走する。

 

「もしドラマのような状況になったら、見守るタイプかも。(小栗旬が演じる)天海さんみたいにチームや日本を引っ張るとか絶対にできないですよ。リーダーには決断力が大事ですが、私はめちゃくちゃ優柔不断。国の大事なことを決められる気がしないです。“与田総理” なんて不安すぎるから絶対に誕生しないと思います(笑)。

 

 ちなみに私の理想のリーダー像は、みんなで助け合いながら進めていく人物です。もちろんカリスマ性を持って突っ走っていくのもひとつの考え方だと思いますが、それは私にはできないので(笑)。周りの人の意見を柔軟に聞きながら、頼りながら引っ張っていきたいですね」

 

 今回、『日本沈没』のアナザーストーリーとして、放送終了後にParaviオリジナルストーリー『最愛のひと~The other side of 日本沈没~』を配信中。与田演じる山田愛のラブストーリーになっている。

 

「本編では国のリーダーたちが自然災害にどう立ち向かっていくのかという話ですが、『最愛のひと』は、愛ちゃんや恋人・奇跡くん(板垣瑞生)、お兄ちゃんなど、すごく身近な人の物語。

 

 どこにでもいる普通の人たちが、この災害にどう立ち向かうのかを描いているので、より自分に当てはめて見られる人が多いはず。

 

 今回、これで座長を体験させていただいて、改めてリーダーって大変だと思いました。最初は思うようにできなくて悩んだところもあるんですが、周りの方に相談したら、自然と肩の力が抜けて……。やっぱり人を頼るってすごく大事だと思いました」

 

 恋愛ドラマは初めてで戸惑うことも多かったとのこと。

 

「恋をしている女の子という役が初めてだったのでわからないことがたくさんありました。とくに愛ちゃんは感情豊かだから泣くことも多いんですよ。それができるのかすごく不安で、杏さんに相談させていただきました。

 

 そうしたら、『泣くとか笑うとかそういうふうに思わなくていい。感情は自然と出てくるものだし、もし絶対に泣かないといけないときは、演じる役の楽しかったシーンを思い出すといいよ』とアドバイスをいただけて。

 

 いざ本番でも、杏さんがおっしゃっていた通り、肩の力を抜いて山田愛としてカメラの前に立ったら、感情が揺さぶられて涙の演技も問題なくできました。すごく貴重な体験でした」

 

( SmartFLASH )

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