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選挙特番にも出演した女優・伊原六花 22歳で実践する「丁寧な暮らし」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.11.20 20:00 最終更新日:2021.11.20 20:00
「この1~2年、お仕事や日々の暮らしのなかで自分のことをよく考えるようになりました。自分のやりたいこと、身につけなければいけないことなどが、はっきりとわかってきました」
自身の成長を語るのは1年ぶりに本誌に登場した女優の伊原六花。彼女は12月に開演する舞台の稽古に取り組んでいる。寺山修司の未上演作品をもとにした音楽劇『海王星』だ。
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「これまで明るい役を演じる機会が多かったのですが、私が演じる那美は、マイナスの力が強いキャラクター。吹っ切れた強さもある女性なので、そこをうまく作品に馴染ませられたらなと思います」
今年は『旅するためのスペイン語』(NHK Eテレ)、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)や『衆院選SP 池上彰の総選挙ライブ』(テレビ東京系)のテレビ出演に加え、舞台『友達』に出演するなど、さまざまな仕事を重ねた。日々の暮らしにも変化が出てきた。
「20歳を過ぎてから、丁寧な暮らしをするようになりました。家に観葉植物を増やしたり、南部鉄器の急須でお湯を沸かすようになったり、玄米を炊いたり……。こういった暮らしをすることで、自分を客観視できるというか、自分がダメになっているタイミングがわかるようになったんです。
『植物に水をあげてないな』とか『最近、玄米炊いてないな』とか、自分に余裕がないとそういったことが十分にできなくなる。暮らしのなかで、自分を客観視できるようになりました」
ダンスのイメージが強いが、それだけにとどまるつもりはない。
「ダンスを軸とする自分の芯の部分は変わらず、オールマイティな女優になりたい。ダンスという得意な場にずっといたら、楽しいけれど、新しいものは見つけられない。好きか嫌いかは置いておいて、無知よりも知っている人間でありたいですし、新しいものにふれ続けていたいです。
人が心躍るものを自分が知らないのは悔しいんです。例えば甘いものを嫌いだとしても、チョコレートの味を知らないと人生損している。そんな感じもしちゃうんです」
いはらりっか
22歳 1999年6月2日生まれ 大阪府出身 登美丘高校ダンス部のキャプテンとして「バブリーダンス」で注目を集め、2017年の『NHK紅白歌合戦』に出場。ドラマ『チア☆ダン』(TBS系)で女優デビュー。『なつぞら』(NHK)のほか、ミュージカル『ロミオとジュリエット』にはヒロイン役で出演。12月6日~30日、東京・渋谷のPARCO劇場にて音楽劇『海王星』に出演(2022年1月には地方公演も)。そのほか最新情報
は、公式Instagram(@rikka.ihara.official)にて
写真・前 康輔
スタイリスト・外山由香里
ヘアメイク・面下伸一