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【アカデミー賞ビンタ騒動】ウィル・スミス、過去にも同じ人物から暴言を吐かれていた
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.03.29 16:49 最終更新日:2022.03.29 16:57
ウィル・スミスが、3月27日(日本時間28日)開催の『第94回アカデミー賞授賞式』で、司会を務めたクリス・ロックの顔を平手打ちする騒動を起こした。
原因は、クリスが、脱毛症の悩みを抱えるウィルの妻で、女優のジェイダ・ピンケット・スミスを侮辱したこと。クリスは壇上でジェイダに対し、「次は『G.I.ジェーン』の続編を楽しみにしているよ」と、短い髪形をからかった。『G.I.ジェーン』は、デミ・ムーアが丸坊主になったことで話題を呼んだ映画だ。
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ジェイダは2018年に脱毛症を患っていることを公表し、昨年7月から短髪にしている。そのため、ウィルは義憤にかられて壇上でロックを平手打ち。席に戻って「妻の名前をその汚い口から出すな」と放送禁止用語を交えて叫んだ。
その後、映画『ドリームプラン』で主演男優賞を獲得したウィルは、スピーチで「アカデミーに謝罪したい。ノミネートされたすべての仲間にも謝りたい」と涙。インスタグラムで「クリス、あなたに公式に謝罪したい。私が間違っていた」と詫びた。
実はクリスは、2016年のアカデミー賞でも、受賞をボイコットしたウィル夫婦について毒舌を飛ばしている。同賞は、2015年に続いて演技賞すべての候補者が白人で、多様性の観点から当時SNSで「Oscarssowhite(アカデミー賞は真っ白)」というハッシュタグが盛り上がった。
クリスは「ウィルがノミネートされなかったのもフェアじゃないが、ウィルが『ワイルド・ワイルド・ウエスト』で2000万ドルのギャラをもらったこともフェアじゃない」と揶揄したのだ。
一連の騒動に、SNSでは大きな反響が寄せられた。
《ウィルスミスが脱毛症に苦しむ奥さんをコメディアンにイジられて壇上に上がってコメディアンをビンタした事は賛否両論あるだろうが俺は感動した》
《僕は場を弁えるべきとは思いつつ、男性としては見習うべき本質を感じました》
《ウィルスミスが腕力の暴力を謝罪したなら、言葉の暴力振るった司会者も謝罪すべき》
「実はウィルさんは、10年前にもビンタ騒動を起こしています。2012年5月、映画『メン・イン・ブラック3』のプレミアで、ウクライナの “お騒がせ” 男性レポーターがウィルに抱きつき、唇にキスしようとしました。
ウィルは顔をそむけてかわしたものの、あまりにもしつこいため平手打ちして、『いったいなんなんだよ!』と怒ったそうです」(芸能ライター)
ウィルは、自叙伝『ウィル(原題:Will)』で、2016年に亡くなった父が母に対して暴力を振るっていたことがトラウマになっていると告白している。それだけに今回の騒動は残念だが、双方の非を認めあい、クリスと和解することを祈りたい。
( SmartFLASH )