エンタメ・アイドル
矢田亜希子が本格的に “バラエティ女優” 化…本誌も見た「修羅場の数が違う」芸能生活の分岐点
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.05.04 16:00 最終更新日:2022.05.04 16:00
『クイズ!THE違和感』(TBS系)、『ごはんジャパン』(テレビ朝日系)、『一発当てた人の豪邸を覗き見!世界の〇〇御殿』(フジテレビ系)、『日曜日の初耳学』(MBS制作、TBS系)、『ワールド極限ミステリー』(TBS系)と、2022年4月の1カ月だけでも、5番組に出演した “女優” は誰か――。
正解は矢田亜希子(43)だ。
矢田は1995年に『愛していると言ってくれ』(TBS系)に出演し、17歳で女優デビュー。2000年には主演・松嶋菜々子(48)の後輩役で出演した『やまとなでしこ』(フジテレビ系)が、最高視聴率34.2%を記録する大ヒットとなった。
【関連記事:矢田亜希子、爆食い&大阪のオバチャン化でも変わらぬ美貌をキープ】
ドラマの影響で「お嫁さんにしたい女優No.1」にも選ばれ、同年には映画初主演を果たすなど、矢田は一流女優として芸能界を邁進してきた。
その矢田が現在、バラエティ番組を中心に躍進を続けている。
「2017年に『沸騰ワード10』(日本テレビ系)で会員制小売チェーン店の『コストコ』にハマる姿が密着されて以降、バラエティ番組での出演が増えました。
トークで見せる “ぶっちゃけキャラ” がウケているのに加えて、芸人軍団と横並びになってもまったく物怖じせずにこなしています。
この原動力は、やはり矢田さんが乗り越えてきた “修羅場” の数が違うから、としか言いようがありません……」(芸能ライター)
ここ15年の矢田の道のりは、たしかに修羅場続きだった。
2006年に『夢で逢いましょう』(TBS系)で共演した押尾学氏(43)との交際が明らかになると、矢田の人気は急降下。CM契約などが終了するなか2人は結婚したが、2009年8月に押尾氏は麻薬取締法違反などの容疑で逮捕される。
直後に押尾氏との離婚を発表した矢田だが、芸能活動の休養に入ってしまう。
2010年5月に単発の刑事ドラマへの出演で仕事復帰を果たし、2011年5月には『シマシマ』(TBS系)で、地上波連続ドラマの主演にも復帰。本誌はその時期の矢田の姿を目撃していた。
都内某所を訪れた矢田は、車から降りると、スタイルのよさを感じさせる白いブラウス姿で見参。プライベートの場にもかかわらず、あふれんばかりの女優オーラと華やかさは隠しきれない。だが、矢田の表情をよく見ると少し疲れの様子が窺えた。
「矢田さんが主演した『シマシマ』では、『どうしようもない男を好きになってしまう人の気持ちはわかります』といった “自虐ネタ” のようなセリフや羊の着ぐるみを着させられるシーンがあるなど、デビュー以来、清純派を歩んできた彼女にとっては挑戦的な内容でした。
それでも仕事を受けたのは当時、幼稚園に入ったばかりの息子を女手一つで育てるため。騒動後はギャラも下がったそうですが、『息子のために』の思いでシングルマザーの彼女は働いていたんです」(ベテラン芸能記者)
“母は強し” で再ブレイクを目指したが、2012年にさらなる事件が起こる。
『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)の有名コーナー「テレフォンショッキング」に出演した際、恒例のゲストが “友達” から次のゲストを選ぶというくだりで、矢田は衝撃的なひと言を発する。
《お友達ではないんですけど、大先輩の女優さんで、私の大好きな大竹しのぶさん》
「友達紹介の “お約束” で続いていたコーナーでしたから、電話口の相手に『はじめまして』と挨拶したのは番組初の事態。この影響があったのか、同コーナーは翌月から次のゲストを番組が決定するシステムに変更になりました。
ただ、これも現在の矢田さんのバラエティキャラに繋がったでしょう。
有名番組で、あれだけの “やらかし” をしたり、周囲の心配をよそに、いろいろなところに突っ込んでいくキャラを見てきたら、コストコで突如10万円以上も爆買いする姿にも『矢田さんなら本当にやりそう』と思わせるだけの説得力がありますからね(笑)」(前出・芸能ライター)
よくも悪くも、すべてのおこないは繋がっているものだ。
( SmartFLASH )