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黒島結菜の朝ドラ『ちむどんどん』おカネ関連の“無茶展開”に疑問続々「借金どうした?」「貧乏の描き方が下手」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.05.05 18:40 最終更新日:2022.05.05 18:43

黒島結菜の朝ドラ『ちむどんどん』おカネ関連の“無茶展開”に疑問続々「借金どうした?」「貧乏の描き方が下手」

自身も沖縄出身の黒島結菜

 

 2022年4月から放送開始したNHK連続テレビ小説ちむどんどん』。本土復帰50年を迎える沖縄県を舞台に「沖縄料理」に夢をかけるヒロイン・暢子(黒島結菜)とその家族の、強い絆を描く物語だ。

 

 父・賢三(大森南朋)と母・優子(仲間由紀恵)の間に生まれた暢子。しかし、暢子が小学生のときに、賢三が急死する。自宅建設用の土地取得のため、賢三は銀行から多額の融資を受けていた。

 

 

 大叔父の賢吉(石丸謙二郎)が連帯保証人だったということもあり、自宅を売却して返済資金の工面を迫られるヒロイン一家だったが、母・優子は子供たちを育てながら、自宅を売らず自ら働いて返済することを決意。一家は借金で困窮しながらも、ギリギリの生活を続けていた。

 

 そこから7年の時が流れ、4月22日の放送回には高校3年生になった暢子だったが、小学生当時に家計を悩ませていた借金問題が、まるでなかったかのように描かれているのだ。インターネット上では、このストーリー展開に疑問の声が多数あがっている。

 

《いじめも借金も養子も一体なんだったんだ。一個も説明がない。ありえん。》

 

《そして7年の月日が流れ…高校行かせてもらえてる??借金どうした??宝くじでも当たった??》

 

《先週終わりしか見てない旦那が「借金どうした?」って訊くからNHKに問い合わせてみて、と答えた。》

 

 物語内では高校生になったヒロイン一家も“いまだ貧乏”という設定のようで、5月2日からの放送週では、ヒロインの兄・賢秀(竜星涼)が、家族を楽にさせたい一心で儲け話を探し回り、1000ドルの資金集めをおこなう様子が描かれた。

 

 しかし、視聴者はその設定にも違和感を覚えたようだ。

 

《この制作陣が「貧乏」をどう捉えているのかますますよく分からなくなってる。無職の賢秀も良子もしょっちゅう名護まで行って飲んでるし多額の借金は返済し終わってそうだし「このチャンスを逃したら二度と這い上がれないよ!比嘉家はずっと貧乏のまま!」とか言う台詞の説得力がまあ無い》

 

《時々強調してくる貧乏設定は消えてないんだよな…借金は返したけど貧乏なの?借金返済途中なの?どーやって返してるの?》

 

《貧乏の描き方が下手すぎ。それは、脚本家がホントの貧乏を体験したことがないからさー。例えば、高校生がバイトもしていないのに、バスに乗ってハンバーガーなんか食べにいけない。》

 

 放送開始から4週たった『ちむどんどん』の視聴率は15%前後で推移し、大幅な下落は見られない。疑問が引っかかる視聴者とストーリーを受け入れられる視聴者で、大きく乖離があるようだ。

 

「前作『カムカムエヴリバディ』でも、深津絵里さん演じるヒロインが回転焼きの売り上げだけで働かない夫(オダギリジョー)ら家族を養っているなど、無茶な描写はありました。

 

 しかし、今作の『ちむどんどん』はそれを上回る勢いで“無茶展開”が投入されており、拒否反応を起こす視聴者も多いようです。

 

 放送後には『#ちむどんどん反省会』『#ちむどんどんを見てツッコもう』というハッシュタグでSNS上が盛り上がることも増えてきました」(芸能ライター)

 

 沖縄方言の「ちむどんどん」は「胸がわくわくする気持ち」というような意味。借金の謎が“どんどん”明かされて、わくわくする日が来ればいいが……。

 

( SmartFLASH )

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