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西野亮廣「プペルミュージカル」無料公開にファン歓喜の一方「次回作はまだ?」本誌直撃では「順番」にこだわった過去が
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.05.10 16:25 最終更新日:2022.05.10 17:02
昨今、拡大しつつあるオンラインサロン。その中でもっとも成功した人物の1人に、西野亮廣(あきひろ)をあげる人も多いだろう。
もともと、お笑いコンビ・キングコングのツッコミ担当として一世を風靡した西野だが、2016年からオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』を開設。最盛期で7万人の会員を集め、売り上げを増やす方法論や、広告収入の稼ぎ方など、独自のビジネス理論を発信している。
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エンターテイナーとして「ディズニーを超える」と何度か宣言している西野だが、その代表作が『えんとつ町のプペル』だ。2016年に西野が発表した絵本で、69万部のベストセラーとなった。さらに2020年のクリスマスにアニメ映画が公開されると、観客動員170万人を記録し、ファンの間で熱狂的な人気を集めた。
その代表作をめぐり、5月10日、大きな動きがあった。
「ミュージカル版『プペル』の全編映像が、2022年7月3日19時からYouTubeで無料公開されることが発表されたのです。
2021年に上演されたこのミュージカルは、劇場チケットとオンライン配信チケットの合計動員は1万7000名を越え、西野さんの新たな成功作となりました。また、初台本読み合わせの生配信や、上演前から劇中楽曲をYouTubeで公開するなど、西野さんらしい斬新な手法も話題を呼びました。
もともと、絵本版の『プペル』も、2017年にネット上で無料公開したことで大きく認知が広まったという経緯があります。さらにその後も、自分の著書を無料公開しており、これは西野さんの得意技でもあるんです」(芸能関係者)
実際、この発表にファンの間では賞賛の声が溢れかえった。しかし一方で、西野は2021年からこの『プペル』関連の作品しか発表していないことについて、疑問の声を上げる人も少なくない。
《プペル無料でほかに広げたいんだろうけど西野ワールドプペル1本なんだよなぁ…》
《絵本、映画、歌舞伎、ミュージカルと色んな媒体でやってるけど、そんなにコンテンツ枯渇してるのか》
《西野はプペルを擦るのやめろ》
ときには辛辣な言葉で批判を受けている西野だが、じつは映像化されていないだけで、西野が発表している絵本作品は、『プペル』以外にもある。
「西野さんが発表している絵本作品は、すでに7作あります。しかし、いまのところアニメや舞台などメディアミックスが進んでいるのは『プペル』だけです。
2009年に最初の絵本を製作し、それ以降、ほぼ1~2年に1作のペースで執筆を重ねてきました。前回の作品が発表されたのはもう3年前ですから、西野さんの執筆ペースを考えると、もう新作が出ていてもおかしくない時期なんですが……」(同前)
2022年3月には、クラウドファンディングで資金を集め、建設を公約していた「プペル美術館」が建築中止になっていることが判明。本誌の直撃取材を受けていた。
その際、「美術館の計画は白紙になったのでしょうか?」との本誌の問いに「いや、いや、造る順番を変えたんです」と釈明していた西野。新作の発表も、彼なりの“順番”があるだろうか。
( SmartFLASH )