アンガールズ田中　ゴールデン番組MCもさっそく特番に…「弱点を長所にする力」でつかんだブレイク

　4月24日にスタートしたアンガールズ・田中卓志の冠番組『呼び出し先生タナカ』（フジテレビ系）。

　同番組は田中がゲストを“生徒”として呼び出し、ゲストが学校にまつわる一斉テストに臨む“お笑い教育一斉テストバラエティ”だ。

　5月15日放送回は2時間スペシャル。田中にとって初めてのゴールデンMCだが、さっそく“特番”が組まれたのだ。

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「2022年にデビュー20周年を迎えた田中さんは、現在6本のレギュラー番組を抱え、そのほかにも多くのテレビ番組に出演する絶好調ぶりを見せています。

　ブレイクのきっかけは、レギュラー出演していた『バイキング』『バイキングMORE』（フジテレビ系）での知性的なコメントが目に留まったことでしょう。ひな壇芸人としての返しまでオールラウンドにこなすことができる『優秀なテレビタレント』と、業界でもささやかれていました」（テレビ局関係者）

『呼び出し先生』では先生に扮する田中だが、『女芸人No.1決定戦 THE W』（日本テレビ系）では、文字通り評価を下す審査員としても起用されている。

「審査員の仕事においても、《ちゃんと軸を持って判定してる感がすき。頭の良さがでてる》と絶賛されていました。また、人気バラエティ番組『ゴッドタン』（テレビ東京）では、田中さんにスポットが当てられた『勝手にお悩み先生』というコーナーも。芸人の“悩み”を的確に見抜く言葉は、現場に爆笑を生んでいました。

“キモキャラ”として一度はブレイクした田中さんですが、“人を見抜く”能力を買われての起用が続いています」（お笑い誌ライター）

　2021年12月、『お笑い実力刃』（テレビ朝日系）に出演した際は、“キモキャラ”を突破口にブレイクしたことについても触れていた。

「キャラをもらったときから、ネタも頑張ろうと奮起したことも語っていました。自分の弱点を長所に変え、内に隠れた芸人としての魅力もどんどん引き出されていった。この売れ方は、田中さんならではといえるでしょう」（前出・お笑い誌ライター）

　ついにゴールデンの冠番組も手にした田中。いじられる側からいじる側への転身で、お手並み拝見というところか。

( SmartFLASH )