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水道橋博士、山本太郎からの出馬ラブコールに前向き回答…きっかけは「スラップ訴訟」SNSでは賛否両論
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.05.16 16:44 最終更新日:2022.05.16 16:49
「経済政策において、一番正しいと思っているのはれいわ」
5月15日、お笑いコンビ「浅草キッド」の水道橋博士(59)は、れいわ新選組の山本太郎代表から参院選出馬のラブコールを受けると、前向きな姿勢を見せた。
この日、山本氏は、川崎市の東急・溝の口駅前で街頭演説。質疑応答の時間で、マイクを握ったのは水道橋博士だった。驚く聴衆を前に、こう持論を展開した。
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「4月25日かな、松井一郎大阪市長から訴状が届きました。名誉棄損の裁判を5月30日に大阪地裁でやるんですが、裁判費用、莫大にかかります。
テレビ、ラジオの出演制限みたいなものも、上の方で話し合われている。被告になった場合、テレビ、ラジオに出られないということになれば、政敵をテレビ、ラジオに出演させないために訴える方法があるわけです。
裁判費用を持つ強い側、権力者側がやるのに大変な問題がある。アメリカでも30州で禁止されています。反スラップ訴訟の法律をつくりたい」
スラップ訴訟とは、個人や市民団体による批判を封じ込めるため、企業などが嫌がらせで起こす「威圧的」「恫喝的」な裁判のことだ。
日本維新の会・松井一郎代表とのバトルのきっかけは、2022年2月13日の博士のツイートにある。博士は、松井氏を批判したユーチューブ動画をリツイートし、《これは下調べが凄いですね。知らなかったことが多いです。維新の人たち&支持者は事実でないなら今すぐ訴えるべきだと思いますよ(笑)》と投稿したのだ。
これに松井氏が即座に反応。《水道橋さん、これらの誹謗中傷デマは名誉毀損の判決が出ています。言い訳理屈つけてのツイートもダメ、法的手続きします》と警告。
その後、4月25日に松井氏からの訴状が届き、博士は「名誉棄損で550万円請求されています」とツイッターで明かしたのだ。
冒頭の街頭演説の場面に話を戻そう。
水道橋博士が反スラップ訴訟の法律を作りたいと訴えると、山本氏は、「自分自身がスラップの被害者ならば、その立場に立って、立法していくのはかなり説得力がある話。いかがでしょうか?」とラブコール。
水道橋博士は、一度は「供託金を用意できない」と答えるが、山本氏から「うちが用意します」と言われると、「もちろん検討します」と、まんざらでもない対応を見せたのだ。
このことが報じられると、SNSでは賛否両論が巻き起こった。
《出たらおもしろい。れいわの対立軸は維新だから、松井一郎に訴えられた水道橋は、ある意味うってつけだろう》
《スパム訴訟を規制する法律を作りたいとの事だったら今のれいわでは難しいと思うのだが… 対維新の刺客としては適任だけに れいわとしてはマジで依頼してると思うね》
《SNS等のネットではそれなりに支持があるのかも知れませんが、ネットの支持が世の中の支持だと誤解している方が多い気がします》
《タレント候補を乱造してどうなる? 結局は政治不信を招くことになる》
奇しくも国会では、侮辱罪を厳罰化する刑法改正案の衆院での審議が山場を迎えている。松井氏vs.博士のバトルの行方はいかに?
( SmartFLASH )