エンタメ・アイドル
YOSHIKIも困惑…日テレ渾身の“ダンス版『M-1』”でもやっぱり起きた「ダンスじゃない」論争
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.05.19 16:41 最終更新日:2022.05.19 16:41
5月18日、日本テレビ系で放送されたのが「ダンス日本一を決める」と謳った『THE DANCE DAY』だ。
プロ・アマを問わず、日本全国からエントリーした967組のうち、16組が生放送の決勝に登場。そのパフォーマンスについて、7人の審査員が1人100点満点でジャッジをおこない、上位5組が「FINAL ROUND」に進出。5組で決選投票をおこない、優勝チームには賞金1000万円が贈られる――。
【関連記事:綾小路翔、初めて会ったYOSHIKIから「絶対、外房に負けるな」】
どこかで見たことがあるフォーマットだが……。テレビ誌記者が語る。
「コンテストの内容は、いわば“ダンス版『M-1』”でしたね。審査結果も、パネルが反転して得点が表示されるなどの演出があり、そのまんま『M-1』でした。
日テレは放送当日、朝から審査員を務めるDA PUMPのKENZOさんを生放送番組に出演させたりと、番組宣伝に力を入れていました。『M-1』を見習って絶対に失敗しないコンテスト作りをしたのでしょう」
審査員にはKENZOのほかに、SKY-HI、倖田來未、TAKAHIRO、仲宗根梨乃、Kazuki(s**t kingz)といったメンバーに加え、特別審査員をYOSHIKIが務めていた。
たびたび「ジャンルを問わないダンスバトル」と触れたり、途中で登場した「青春応援団 我無沙羅」に「ダンスなのか? 応援なのか?」のキャッチコピーを使用したりしていた同番組。優勝した「KUROKO」は、リーダー1人と4人の黒子が織りなす“パントマイム的”なパフォーマンスで会場を沸かせたが、出場者はブレイクダンス、ヒップホップダンス、コンテンポラリーダンスなど、各組がまったく違う内容で優勝を争っていた。
特別審査員を務めたYOSHIKIも、8番めに登場した「源元(GENGEN)」の審査後にコメントを求められ「もう、よくわかんない」と苦笑し、「あの、何を採点していいのか。逆に皆さん、どうですか?」とほかの審査員に意見を求めるシーンも……。
本家の『M-1グランプリ』(ABC制作、テレビ朝日系)でも、2020年にマヂカルラブリーが優勝した際に「漫才か漫才じゃない論争」が巻き起こったが、今回の『THE DANCE DAY』でも、放送直後からインターネット上では「ダンスじゃない論争」が起きている。
《個人的に、ダンスは大きな道具を使うものじゃないと思ってる… KUROKOはパフォーマンスとしては素晴らしいと思うけど、これはダンスなの? という疑問…》
《KUROKOさんがダンスなのかって言う人いるけど、ダンスだよ!! 別にステップ踏むだけがダンスじゃないし、ダンサーとしての技術もしっかりあった》
《未経験でほぼダンスでもなんでもない応援団が1番得点かっさらっていくの真理って感じで面白いな…》
《どのチームも凄くて結果にもめちゃめちゃ納得してTwitter覗いたら優勝者について「ダンスじゃなくない?」「仮装大賞じゃない?」「一番納得いかない」みたいなツイート多くて大きなショックを受けている…》
本家『M-1』も、第1回の開催当初は審査結果が議論を呼んだ。日本一を決めるコンテストには、こうした論争がつきもののようだ。
( SmartFLASH )