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山P主演ドラマ『正直不動産』が好評 業界のグレーゾーンにも踏み込む作りにプロも太鼓判

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.05.19 18:10 最終更新日:2022.05.19 18:10

山P主演ドラマ『正直不動産』が好評 業界のグレーゾーンにも踏み込む作りにプロも太鼓判

主演の山下智久は海外ドラマにも出演するなどグローバルに活躍している(写真・時事通信)

 

 山下智久主演のNHKドラマ正直不動産』の評判が、すこぶるいい。

 

 4月5日にスタートしたこの作品、5月17日は第7話が放送された。18日深夜からは、2度めの連続再放送がおこなわれている。ドラマはまだ中盤にもかかわらず、2度の再放送は“異例”といえる。

 

《放送開始から1カ月、問い合わせの数はすでに2千件をこえ、総合視聴率(リアルタイム&録画)は10%以上を記録。(見逃し配信サービスの)NHKプラスでも、第1話が新記録(朝ドラ・大河のぞ除くドラマの歴代最高値)を叩き出して依頼、その数値を毎週維持し続けております》(NHKホームページより、プロデューサーのコメント)

 

 

 と、NHKも反響の大きさにホクホクだ。

 

 山下が演じるのは、やり手の不動産営業マン。嘘もいとわないセールストークでトップの成績を続けてきたが、ある日、嘘がつけない体になり……というストーリー。

 

《案件の大小に関わらず人間ドラマとコメディと不動産情報をきっちり納めるのマジ凄い。役者の情熱もひしひしと伝わる。一話から常に面白いを更新する奇跡の作品 やまぴーも(共演の)福原遥さんも本当に輝いてるな。毎週最高。》

 

《不動産屋さんの話なのに 働く全ての人への問いかけのような 深いな? 営業だけでなく仕事って向き不向きがある やり始めてから葛藤もある 何かを得るために何かを捨てる なんか、凄く考えさせられる…でも笑えるって、凄い!》

 

 など、山Pの人気もさることながら、内容を評価するネット上の声も多い。

 

 そして、不動産業界のグレーゾーンに踏み込み、視聴者にもわかりやすく仕組みを説明する姿勢も、高評価のポイントだ。

 

《リバースモーゲージ 最近よくCMで見るけど 色々なリスクがあるんだね?? 勉強になります》

 

《面白いしほんと勉強になる! 専門用語説明、台詞で言うだけじゃなくてテロップであったりイラストで説明してくれるから分かりやすい。これが無かったら自分は観続けていたかなと思うぐらいよ》

 

《各所で不動産業界の用語の解説もあり、テンポも良くてとても見易いです。民放なら不動産関連のCM多いので絶対ドラマ化はできないでしょうね。》

 

 ドラマではこれまで「インスペクション」「事故物件」「地面師」「建築条件付き土地」「ペアローン」などのテーマを扱ってきた。

 

 第7話でテーマとなったのは「リバースモーゲージ」。自宅に住み続けながら、自宅を担保に融資を受けられるシニア向けローン商品だ。メリットばかりに目が行きがちだが、ドラマでは「基本的には借金である」「長生きリスクがある」などのデメリットを丁寧に説明している。

 

 第5話で「インスペクション(住宅診断)」の監修を担当した「さくら事務所」の田村啓さんもその内容に太鼓判を押す。

 

「診断に携わるインスペクターがドラマに登場するのは、私が知る限りでは初めてです。それ以外でも毎回、不動産業界で問題となりやすいテーマが取り上げられており、『あるある』『それ、分かるわ~』という描写も多いです。説明もわかりやすく、ドラマなので多少の脚色はあるにせよ、『そういうことがあるんだ』と、多くの方が知るきっかけになればいいと思います。実際に、ドラマを観た方からのインスペクションの依頼もありましたよ」

 

 プロもお墨つきを与えるドラマ。これから不動産を売買予定の人はもちろん、“社会常識”として見ておいて損はなさそうだ。

 

( SmartFLASH )

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