2023年12月からNetflixで配信予定の『幽☆遊☆白書』実写ドラマのキャストが発表され、ネット上で数多く賛否の声が上がった。
冨樫義博氏原作の同作は、1990~1994年に『週刊少年ジャンプ』で連載された大ヒット漫画だ。世界中にファンが多いこの作品の主人公・浦飯幽助役は、北村匠海が演じることが発表されているが……。
「ビジュアルが公開され、あらためて違和感を覚えた人も多かったようです。主人公の浦飯は緑の学ランにリーゼントがトレードマークですが、北村さんのビジュアルは一見するとオールバック。現代でも受け入れられるよう、アレンジが入っているのでしょうが、残念がる声も上がりました。
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北村さんといえば、2021年の実写映画で興行収入第1位を記録した『東京リベンジャーズ』が代表作でしょう。そのほか、『トンカツDJアゲ太郎』『春待つ僕ら』などに出演。漫画実写の “常連キャスト” になりつつある存在です。
そんな北村さんが出演する映画でも、ビジュアルが原作とかけ離れていると、キャストが批判を浴びてしまうことはザラにあるのです」(映画誌ライター)
漫画実写の常連キャストといえば、山﨑賢人を真っ先に浮かべる人も多いはず。上映中の『キングダム2 遥かなる大地へ』は、人気漫画『キングダム』を原作とした実写映画の続編だ。山﨑は主人公・信を好演し、公開から4日間で興収13億円を突破するロケットスタートを見せている。
山﨑はこれまで、人気漫画である『ジョジョの奇妙な冒険』『斉木楠雄のΨ難』『ヒロイン失格』『オオカミ少女と黒王子』などの実写映画に主演として抜擢されている。
「『キングダム』で共演している吉沢亮さん、橋本環奈さんも、実写の常連キャストと言ってよいでしょう。『斉木楠雄~』や、同作の福田雄一監督が手がける『銀魂』にも出演。少女漫画原作の作品への出演も多い。
北村さん、山﨑さん、吉沢さん、橋本さんなどに共通しているのは、端正な容貌・美貌はもちろん、そのイメージからは予想もできないコミカルな芝居ができることでしょう。
『銀魂』では、橋本さん演じる神楽が、原作よろしく白目を剥くシーンがファンの心を掴みました。『幽☆遊☆白書』も、まだキャストが発表されたばかり。公開されてしまえば、その演技に驚くような内容になっているかもしれません」(映画誌ライター)
北村は、同作への抜擢について、《作品が作品なだけに最初はどでかい冗談かと思って笑うしかありませんでした》とコメントしている。どのように作品に向き合っていくのか、注目だ。
( SmartFLASH )