TKO木本がビジネスを展開する個人会社は「古びた一軒家」社員不在、地元の知人も「最近会えてない」

 

　お笑いコンビTKO・木本武宏の騒動が収まらない。

 

　7月20日、「スポーツニッポン」により総額5億円以上の投資トラブルを抱えていることが報じられた木本。テレビやラジオのレギュラー番組の降板や打ち切りが次々に発表され、23日には所属事務所の松竹芸能が契約を終了したことを発表した。

 

「交流のある芸能人や知人などを投資に勧誘し、資金を集めていたところ、お金を預けていたビジネスパートナーが失踪。配当金を払うこともできず、苦しい状況にあるようです。場合によっては詐欺など、法的な問題に発展する恐れもあり、事務所も匙を投げたということのようです」（スポーツ紙記者）

 

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　じつは木本は、芸能事務所に所属するかたわら、自身が代表を務める合同会社を所有している。会社の登記簿にはその目的として、

 

1.映像、WEBコンテンツ、広告の企画、制作、販売及び広告代理業
2.イベント、キャンペーン等の販売促進に関する行事の企画立案、開催及び運営
3.タレント、モデルに関する商品の企画、販売及びマネジメント業務
4.労働者派遣業及び有料職業紹介事業
5.各種商品の販売
6.売電事業
7.不動産の仲介、売買、賃貸及び管理

 

　と書かれている。

 

「前半は、ごく一般的な内容です。節税対策などのために、所属事務所から得た収入を一度、個人の会社に移しておくのは、芸能人ではよくあること。しかし、『売電事業』は、電気を電力会社に卸売りすることですから、芸能人が設立した会社としては不可解です。また『不動産の仲介、売買、賃貸及び管理』といった項目もあり、かなり手広くビジネスをやっていたことがうかがえます」（芸能記者）

 

 

　本誌が登記簿に記された会社の住所を訪れると、そこは古びた一軒家が建っていた。何度かチャイムを鳴らしたが、人が出てくることはなかった。

 

　さらに本誌は、以前に会社の住所とされていた場所を訪れた。すると、木本の地元の友人だと名乗る男性が対応してくれた。

 

――こちらにTKOの木本さんの会社があったそうですが。

 

「あったのは7年前ですよ。私は地元の知り合いですけど、木本さんとは最近は連絡を取っていません」

 

――今回の金銭トラブルのことはご存知でしたか？　木本さんに勧誘されたりしませんでしたか？

 

「新聞で知りましたけど、ぜんぜん知りませんでした。あれは芸能界のなかでのことだと思います」

 

　さらに木本の自宅も訪れたが、誰も応答することはなかった。郵便受けには、多くの郵便物が溜まった状態だった。

 

　このまま、本人の口から何の説明もないまま、木本は芸能界を去ることになってしまうのだろうか……。

 

( SmartFLASH )