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どぶろっくの発言はなんでも下ネタに聞こえる…本人たちの思いを聞いたら「ボーダーラインがよくわからない」だって
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.08.01 20:00 最終更新日:2022.08.01 20:00
全国で夏祭りが開催されるなか、7月23日、佐賀県基山町で『きのくに祭り』が3年ぶりに開かれました。基山町出身で、ふるさと大使でもある、どぶろっくが参加し、会場を盛り上げたことがニュースになっていました。江口直人さんと森慎太郎さんは、地元をアピールするため『佐賀の先っぽ基山』という曲を作っています。
2人のキャラの影響もありますが、『佐賀の先っぽ基山』という曲名が下ネタのように感じたので、筆者が2人を取材した際、その真意をお聞きしました。
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江口「いやいや違います。ホントに基山町の位置が佐賀県の先っぽにあるんですよ。福岡に先っぽだけ入ってる感じで」
江口さんは否定するものの、「福岡に先っぽだけ入ってる」と言われると、やっぱり下ネタっぽく聞こえてしまいます(笑)。
そもそもどぶろっくは、いつから歌ネタや下ネタをやり始めたのでしょう。
江口「最初はコントとか漫才をやってて、まったく歌ネタをやってなかったんです。でも、初期から下ネタは多かったですね」
森「当時のネタは、相撲の新弟子検査にAV男優がやってくるネタとか」
江口「あとはラーメン屋の店内にあるテレビで、ずっとAVが流れているネタとか、そういうのが多かったですね」
森「だから、面白がってることがコンビを組んだ頃から変わってないんです」
彼らの代表ネタと言えば、『キングオブコント2019』(TBS系)で優勝した『大きな、いちもつをください~』と熱唱するネタ。当時は同番組の放送時間がゴールデンタイムだったこともあり、「子供に、いちもつをどう説明するんだ」という意見も出ました。
江口「僕らはちんこのことを、今まで300ぐらいたとえてきたんですよ。ペットボトルとか棒状のものは大体たとえました。街中を歩いていても棒状のものを見ると『あれはたとえられるかな?』みたいな。そのなかで『いちもつ』というのは文化的にOKではないかと考えていました」
いちもつというワードは、300個のなかから2人が放送時間帯のことも加味し、検討に検討を重ね、選び抜かれた1個だったのです。
しかし、キングオブコント優勝後の朝の生放送で、江口さんは「優勝賞金で後輩にラブドールを買ってあげたい」と発言。この件に関してはどうなのでしょうか。
江口「深夜番組ばっかり出てたんで、ボーダーラインがよくわからなくなってました(笑)」
森「相方も僕もまんざら間違ってないんじゃないかと思ってるところがあって。センサーがバカになっちゃってましたね」
下ネタのTPOって、本当に難しい問題ですね。
インタビューマン山下
1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している
( SmartFLASH )