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香川照之、大きすぎた“性加害”の代償 出演CM6社が契約解除も検討中“違約金”は最高8億円
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.08.26 21:35 最終更新日:2022.08.27 16:33
8月24日に「デイリー新潮」が報じた、俳優の香川照之が起こした“性加害”事件。その代償は、あまりにも大きいものになりそうだ。
記事によると、事件は2019年7月、銀座のクラブで発生した。香川はホステスの女性に対して、胸を触る、キスをするなどの性加害をおこない、被害女性はPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患ったという。
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女性は、クラブのママが香川を制止してくれなかったという理由で、ママに対して損害賠償請求をおこしたが、2021年に訴訟自体を取り下げている。
その訴状には生々しい“加害”の様子が残されている。
「(香川が)ブラジャーを剥ぎ取った。剥ぎ取られたブラジャーは、被告及び同行の客3名に次々と渡され、全員がその匂いを嗅ぎ、いろいろと卑猥なことを申し述べた」と書かれ、「香川は、原告にキスし、服の中に手を入れ、原告の乳房を直になでまわしたり揉んだりして弄(もてあそ)んだ」という。
香川は8月26日、自身が総合司会を務める情報番組『THE TIME,』(TBS系)の冒頭で生謝罪をおこなったものの、視聴者からは批判の声が相次いでいる。
「女性自身WEB」は、トヨタ自動車をはじめとする香川とCM契約中の6社に、今後の対応について尋ねたが、トヨタ自動車は「お話しできることが、一つもない状況です」、『おとなの自動車保険』のセゾン自動車火災保険は「現時点でお伝えする内容はありません」、『MARUCHAN QTTA』の東洋水産は「お答えできることはございません」との返答だった。『キンチョール』の大日本除虫菊、『パーフェクトサントリービール』のサントリー、『アリナミンEXプラスα』のアリナミン製薬の3社は「検討中です」と答えた。
いずれにせよ、6社ともに今回の香川の事件について、対応を決めあぐねている状態だ。
「事前に香川さんの事務所と擦り合わせしたのですが、『THE TIME,』での謝罪には失望しました。『身を処してしばらく謹慎します』とまで言えば、収まったと思いますし、暗に立場を超えて、事務所の方には具申したのですが……。いずれにせよ、CMなどの放映は自粛する方向です。各社の“沈黙”や“検討”も、基本的には契約解除の方向で考えていることを意味しているのだと思いますよ」(大手広告代理店関係者)
香川が今後もCM契約を続けられる可能性は、かなり低そうだ。そこで気になるのは、6社との契約が“香川の非”で打ち切ることになった場合に発生する、莫大な違約金だ。
「香川さんのCM契約の基本料金は1年間で6000万円です。しかし、トヨタさんの場合は、『トヨタイムズ』などでがっつりと香川さんを起用していますし、超大手クライアントです。年間で最低でも1億円、高くて3億円の契約金だろうと思います。また、年間6000万円という契約料も最低金額のイメージなので、これより高い会社は複数あるでしょう。
これらの契約金に加え、お蔵入りするCMの制作費やポスターの回収費用などもあります。違約金の総額は、最低でも3億円程度、最悪のケースを想定をすれば、8億円にまでのぼる可能性があります」(別の広告代理店関係者)
スポンサー各社の判断次第では、数億円の“出費”が待ち受けるかもしれない香川。はたして大丈夫なのだろうか。
「もちろん、事務所にとっては一時的には大打撃ですが、CMがダメでも『THE TIME,』ほかテレビや歌舞伎に出続けることができるのであれば、コツコツ返せる範囲です。ただ、ますます“性加害”問題が燃え広がり、芸能活動休止という最悪のケースに至った場合には、当然、苦しいことになります。固唾をのんで“鎮火”を祈っているところでしょう」(芸能記者)
“夜の蝶”を乱暴に“掴んだ”代償は、あまりに大きい。
( SmartFLASH )