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もはや別漫画?『HUNTER×HUNTER』『ミナミの帝王』の主人公が出なさすぎ問題

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.11.05 18:10 最終更新日:2022.11.05 18:28

もはや別漫画?『HUNTER×HUNTER』『ミナミの帝王』の主人公が出なさすぎ問題

 

 11月4日、人気漫画HUNTER×HUNTER』の最新コミックス第37巻が発売された。2018年10月に発売された36巻以来、4年ぶりの新刊となる。

 

 1998年に『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートした同作は、主人公の少年ゴンが、親友キルアら仲間たちと旅に出る冒険ファンタジー。

 

 現在は未開の大陸への渡航を目指す船の中で、クラピカや幻影旅団のメンバーなど各キャラクターたちの思惑がぶつかり合う「暗黒大陸編」(王位継承編)が描かれており、10月24日より、約3年11カ月ぶりに連載が再開されている。

 

 

「しかし、再開した391話では物語の主要キャラが一切出ないまま、馴染みのないキャラ同士の闘いが描かれたことで、楽しみにしていたファンもイマイチ盛り上がっていないようです。

 

 振り返れば、主人公のゴンが登場したのは、33巻に収録された345話が最後で、もう何年も姿を見せていない。『暗黒大陸編』に関わってこないことを考えると、もはや別作品として見たほうがよさそうですね」(サブカルライター)

 

 一方、『HUNTER×HUNTER』と違い、休載しているわけでもないのに、主人公不在なのが『週刊漫画ゴラク』の看板作品である『ミナミの帝王』だ。

 

 10日で1割の高利で金を貸す萬田銀次郎の鬼の取り立てが見どころのはずだが、現在34回続いている「地獄の家」編では半年近く姿を消している。

 

「このシリーズは、2021年4月1日に『東洋経済ONLINE』が《14歳の少女が精神病院で体験した「極限の地獄」》のタイトルで報じた記事と内容が似ていることもあり、ネット上では《借金取りの話は止めて社会問題ネタメインでやったほうがいいんじゃない?》との意見も。

 

 最近はレギュラーキャラが深く関わる回と銀次郎が添え物なゲスト回を交互にやっている感じです。主人公が出てこない回というのは、それだけ作者の筆が乗っている証左でもあり、面白い場合が多いんですが……とはいえ、あまりに主人公が登場しないと、新規や久しぶりの読者が離脱する懸念があります」(前出・サブカルライター)

 

 11月4日発売号では、扉絵で銀次郎の画とともに「“輪”を以て貴しと為すンが銭やッ!!」「“返済”を以て上客と為すンが銭貸しや!!」とカッコいいキャッチがついているが、いつになったら活躍が見られるのか……。

( SmartFLASH )

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