山田美保子「いま一番面白い芸人はダイアン」

『津田篤宏（左）と西澤裕介』

　放送作家・山田美保子氏が「漫才の腕はピカイチ。ハイテンションでヤンキーっぽく切り込んでいく津田君と、それをギリギリの間でツッコんだりボケたりする西澤君のバランスが絶妙」と評するのは、ダイアン。

　関西ではお馴染みの顔の2人に話を聞いた。

津田「評価していただけるのはありがたいです。ずっと、いつもどおりでやってきただけなんですけど。あんまり周りを意識したりとかはないな～」

　NSC（吉本総合芸能学院）22期の同期は山里亮太や村本大輔。
「同期の間でも、昔から漫才のうまさは認められている」（山田氏）

西澤「同期に負けたくない気持ちはあるけどね。2007年、2008年とM-1決勝進出したのは大きかった。それまでお笑い界でも知名度が全然なかったのが、知ってもらえるようになって、少し変わった」

　東京進出も近い。

西澤「いまはほとんど関西の仕事なので、全国の人にもっと知ってもらって、いっぱい笑ってほしい」

津田「東京に行きたいなとは思っています。ただ、東京の番組に出ると、紹介が『大阪の最終兵器』とか『関西からの刺客』みたいなのばっかりなんですよ。いい加減そういうのやめて、ふつうに見てほしい（笑）」

ダイアン
津田篤宏（41）と西澤裕介（40）。中学の同級生でコンビ結成。2014年に上方漫才大賞奨励賞。現在『お笑いワイドショ― マルコポロリ』（関西テレビ）ほかにレギュラー出演中

（週刊FLASH 2017年6月13日号）