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「好きな芸人ランキング」2年連続1位のニューヨーク、3年前は那須川天心にまったく認知されず
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.12.26 11:00 最終更新日:2022.12.26 11:00
12月21日、ニューヨークさんの冠番組『NEWニューヨーク』(テレビ朝日)が放送されました。
今回は、文春オンラインによる「好きな芸人ランキング」で2年連続1位になったニューヨークの嶋佐和也さんと屋敷裕政さんが、本当に人気があるのかを検証する企画でした。
同番組では20人以上に「好きな芸人」について街頭インタビューで調査。出てくる名前は千鳥さん、サンドウィッチマンさん、ダウンタウンさんなど、この手のランキングでよく目にする芸人さんばかり。なんとか1人だけニューヨークさんの名前が出るも、2番めに好きという結果になりました。
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とはいえ、現在のニューヨークさんはレギュラー番組が8本あり、冠番組も持つ人気芸人だということは間違いありません。この状況は、筆者が2019年3月に2人を取材した際には考えられませんでした。
2人は、当時の取材でこう語っています。
嶋佐「僕は、好きな有名な方と共演できて嬉しいんですけど、自分自身はいつまでたってもブレークしないんで、共演するのが芸歴を重ねるごとに恥ずかしくなってきました」
この当時は「好きな芸人ランキング」に入るどころか、認知度も低い状態だったのです。
嶋佐「メイウェザーと戦った那須川天心選手と番組で共演したときも、僕は『大好きです』って言うんですけど、天心さんは僕のことを知らないんで、ポカーンとしてましたね」
屋敷「天心さんは嶋佐のことを、ほんまに、街で一般のお兄ちゃんに『ファンです』って言われたときの顔でした(笑)」
嶋佐「飲み屋で飲んでるときに、周りのお客さんが僕に気づいてくれるときもあるんですよ。でも、グループで1人は知っているけど、他は知らなくて、その1人が必死で『ほら!ニューヨークじゃん』って説明してくれるんですけど『知らな~い』みたいな状態が一番だるいです(笑)。だったら全員知らないでいいですよ」
その後、彼らは『M-1グランプリ2019』『M-1グランプリ2020』(朝日放送系)、『キングオブコント2021』(TBS系)のファイナリストに。メジャーな賞レースで結果を残したことで一気に知名度がアップし、もともと持っていたトーク力の高さにより、一気に人気に火がついたのです。
ずっと「ネクストブレーク芸人」と呼ばれてきたニューヨークさんは、真のブレーク芸人の仲間入りを果たしました。これで共演者に「ポカーン」とされることはないですね。
1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。
( SmartFLASH )