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HKT48田中美久が語る盟友への思い、矢吹奈子とは「深い話をする大人な関係」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.02.07 06:00 最終更新日:2023.02.07 06:00

HKT48田中美久が語る盟友への思い、矢吹奈子とは「深い話をする大人な関係」

 

 圧巻のボディとミルキーなルックスのギャップでファンを魅了する“みくりん”こと田中美久。多くの雑誌で表紙を飾りグラビア界を牽引する彼女は、博多を中心に活動するHKT48のメンバーでもあり、同期で同い年の矢吹奈子とは“なこみく”コンビとして人気を集めた。

 

 だが昨年10月に矢吹奈子がグループ卒業を発表。盟友の卒業に彼女は何を思うのか。二人の絆エピソードや、現在の胸中を語ってもらった。

 

 

ーーグラビアでの活躍ぶりが凄まじいですね。ほぼ毎週のようにたくさんの雑誌の表紙を飾っているように感じます。

 

「たくさん撮っていただけて、本当にありがたいです。2023年も早速グラビアを撮影させていただいています。今年も頑張りたいので嬉しいです」

 

ーー2023年のグラビアでの目標は決めていますか?

 

「最近だと雑誌の表紙を飾っている方にレイヤーの方やグラドルをメインとしてやられている方が多い印象があって。私はそのなかで“アイドルのグラビア”の先頭を走る存在になりたいです。『アイドルグラビアといえば田中美久だ!』と認知していただけるように、旗を掲げて走っていけたらと思います。

 

ーー「この雑誌で表紙を飾ってみたい!」といった野望はありますか?

 

「やっぱり週刊誌の『FLASH』さんには、また是非出させていただきたいです! 今年で22歳になるので、少し大人向けの雑誌で、私自身も大人になった姿をアピールできたらいいなと思います。

 

 あと個人的に目標としているのは『an・an』さん。上品で素敵な方しか載れない雑誌だと思うので、品のある女性になった証として、いつか表紙を飾れたらな、と。指原(莉乃)さんが表紙を飾ったときに『みくりん、an・an買ってよ』とお願いされたことがあって。当時まだ私が子供だったからよくわからなかったんですけど、後輩もできたいま、今度は私がその立場になれたら嬉しいなって思います」

 

ーー上品さを身につけるために、どんな努力をしているのでしょう?

 

「ボディメンテナンスとメイクについては研究しています。アイドルなので常日頃から顔を映してもらうことが多いので、お風呂から上がったら必ず3分以内にパックをするようにしています。

 

 じつはけっこうな乾燥肌なんです。笑うとピキピキってしちゃうくらい。なので最近は韓国のスキンオイルを使い始めました。乾燥も防げて、肌荒れもなくて、いま肌は絶好調です!

 

 メイクに関しては田中みな実さんを参考にすることが多いです。美容の最先端を行く方だと思って尊敬していて。私はもともとファンデーションを厚塗りする癖があって、指原さんにも指摘されていたんですけど、いまは保湿をしっかりして、ファンデーションは薄めに。ナチュラルメイクを意識するようになってから『メイクうまくなったね』と言われることも増えたので、このまま自然で上品さを感じられる大人を目指しています」

 

ーー矢吹さんとの“なこみく”コンビを組んだころは小学生だったのに、もうすっかり大人ですね。矢吹さんは昨年10月のコンサート(『HKT48 11th anniversary LIVE 2022 ~未来へのメッセージ~』)で卒業を発表。ずっとニコイチでやっていただけに寂しさもひとしおでは?

 

「めちゃめちゃ寂しいです。同期だし、“なこみく”で一緒にやってきたから、プライベートでも遊ぶ機会が多くて。お泊まりに来てくれたり。奈子が韓国から帰ってきてからは、仕事の空き時間とかではなく、純粋なプライベートでちゃんと時間を作って遊ぶことも増えました。

 

 最近は将来的な話とか深い話もするようになって…。お互い大人になったなって思います。それくらい身近な人が卒業するのは寂しいけど、近くで一緒にいたからこそ、女優としての道を進むと決めた奈子には頑張ってもらいたいなって思います」

 

ーー卒業のことも事前に相談されていたんですか?

 

「卒業についての話は、お互いあまり触れてなくて。ただ、いつかの握手会のときに時期はまだわからないけど、卒業を考えているような話を聞いて、そのときは『わ~! 泣きそうだ~!』ってなりました。

 

 発表するタイミングは教えてもらってなかったです。だけど、卒業発表したコンサートの前日リハの段階で『あ、卒業発表するんだな』って感じ取れました。『卒業発表するんでしょ~?』ってたずねても、奈子は「しないよ~」なんて答えていたんですけど、予想が当たりました。奈子は頑張って隠そうとしていて、誰にも明かしていなかったみたいですけど、なんかわかっちゃいましたね(笑)。

 

ーー二人の絆のなせる技ですね。卒業までに“なこみく”でやりたいことは?

 

「二人でコンサートでも踊れたらいいなって思います。奈子がアイドルとしてステージで踊れるうちに、『早送りカレンダー』や『生意気リップス』とか、二人で最後にパフォーマンスできたらいいなって思います」

 

ーー矢吹さんが卒業センターを務めるHKT48・16thシングル『君はもっとできる』が2月8日に発売されることが決まりました。

 

「この曲は奈子からHKT48に向けての『君はもっとできる』というエールと、私たちから奈子への『もっとできる』というお互いに応援し合う意味が込められているんじゃないかなって、勝手に思っています(笑)。少なくとも私は、女優としての道を進む奈子を応援するよって気持ちを込めて歌っています。

 

 あと、後輩たちに向けても。MVの現場では初選抜の6期生の井澤美優ちゃんと最上奈那華ちゃんがすごく不安そうにしていたので、2人に向けて『頑張れー!』って思いも込めて歌いました。

 

ーー最後に新曲タイトルにちなみ、「もっとできる」「できたらいいな」と思うことはありますか?

 

「もっと自然と触れ合いたいです。2年前くらいからメンバーとグランピングしたいねって話をしているんですけど、いっこうに叶わなくて。みんなでBBQや魚釣りとかしたいです。お肉を串に刺すタイプのBBQがやりたい。串に刺したい!」

 

たなかみく
21歳 2001年9月12日生まれ 熊本県出身 2013年にHKT48の第3期生オーディションに合格。2014年、『桜、みんなで食べた』で同期の矢吹奈子とともに初の選抜入り。2018年、11thシングル『早送りカレンダー』では矢吹とともにシングル表題曲では初めてセンターに選ばれ、「なこみく」コンビでWセンターを務めたなどグループを牽引。2021年には写真集『1/2少女』を発表するなどグラビアでも活躍している。

 

写真・木村哲夫
取材/文・佐藤宏行

( SmartFLASH )

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