田中みな実「タコハイCM」で見せた色気の「比ではない！」40年前に田中裕子が見せた「色気抜群」CM

　3月7日から発売された、サントリーのアルコール飲料「こだわり酒場のタコハイ」。それに伴って放送が開始された、女優・田中みな実の出演するCMが、話題となっている。

「田中みな実さんがカメラ目線で、隣にいる梅沢富美男さんに語りかける様子や、『タコハイ』を飲んで思わず声が出てしまうシーンに、色気を感じるという声が多く聞かれます。CMを見ただけでは『タコハイ』という商品がどんな味なのか分からない点も、商品への関心を集めており、非常によくできたCMだといえます」（広告業界関係者）

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　ちなみに「タコハイ」とは、「酒場で愛されるプレーンサワー」で「ほのかな柑橘の風味とやわらかに広がる余韻が食事のおいしさを引き立てます」と、サントリーのウェブサイトでは説明されている。「タコ」は「多幸」の意味だそうだ。

　しかし、アラフィフ以上の世代であれば、「タコハイ」という言葉で連想されるもうひとりの女優がいるはず。それが、田中裕子だ。田中裕子といえば、NHK連続テレビ小説『おしん』の主役を務めた、日本を代表する名女優。日中共同制作ドラマに出演したことで、中国でも圧倒的な知名度を誇る。「ジュリー」こと歌手・沢田研二の妻としても知られている。

「1983年、サントリーは1度、『タコハイ』の名前で缶入りのアルコール飲料を発売しています。そのときにCMに起用されたのが、田中裕子さんでした。

　田中さんは1981年に『北斎漫画』という映画に出演しており、この作品で樋口可南子さんとともに大胆なヌードを披露しています。また、この映画では女性が大ダコと濡れ場を演じる、という、いまでは考えられないシーンがあり、大きな衝撃を世間に与えました。そんな田中さんが『タコ』と名のつく商品のCMに出演したことで当時、話題をかっさらいました。

　ちなみに、CMでの田中裕子さんはけだるそうな表情で、着崩した和服姿。途中、裾をめくって、片脚を露わにします。そこで見せる色気は、今回の田中みな実さんの比ではなかったですね」（前出・広告業界関係者）

　40年の時を経て、もうひとりの「田中」が見せた色気。古きを知る人たちには、より“刺さった”はずだ。

( SmartFLASH )