【最終回目前】視聴率“低空飛行”だった『舞いあがれ！』ヒロイン交際報道で話題性も『ちむどんどん』に勝てず

　3月31日、いよいよ最終回を迎えるNHK連続テレビ小説『舞いあがれ！』。

　同作は、1990年代から現在の東大阪と、長崎・五島列島を舞台に、空を飛ぶ夢に向かっていくヒロインの挫折と再生を描くオリジナルドラマ。

　31日に放送される最終回の舞台は、2027年1月。「かささぎ」と名づけられた空飛ぶクルマが、五島列島の空を飛ぶ日を迎える。舞は、そのパイロットに指名される。

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　まさにヒロインが“舞いあがる”瞬間が放送されることが予想されるが、テレビウオッチャーは「盛り上がりに欠けた朝ドラだった」と指摘する。

「終盤にかけて、視聴率もだんだんと低下していきました。前作『ちむどんどん』の、初回から最終回の平均視聴率は世帯15 .8％、個人8.9％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）。これは、2010年前期の朝ドラ『ゲゲゲの女房』以降に放送された作品のなかで最低記録でしたが、最近では、その数字を下回る視聴率が記録されています。最終週初日（3月27日放送）は、14％台を記録しました。

『ちむどんどん』の場合、登場人物たちの身勝手さや、脚本の都合のよさに辛らつな意見が寄せられる『＃ちむどんどん反省会』なるものがSNSで毎日、おこなわれ、流行語大賞にもノミネートされました。今作も『舞いあがれ反省会』が、あることにはありますが、ツッコミ自体はライト。よくも悪くも“ツッコミどころ”がなく、それでいてストーリーにも盛り上がりがありません。話題性の面では『ちむどんどん』より劣る結果となってしまい、数字の面でもそれが表れてしまいましたね」

『ちむどんどん』は、終了後も話題を提供している。　2月28日に「WEB女性自身」が報じた、ヒロイン役の黒島結菜と、俳優・宮沢氷魚（ひお）の交際だ。同作で夫婦役を好演した2人が、“リアルカップル”となったようだ。

「記事によれば、やはり『ちむどんどん』での1年にわたる共演がきっかけだそう。カメラが止まっていたときも仲むつまじく話している様子が、たびたびスタッフによって目撃されていたようです」（週刊誌記者）

“低空飛行”が続いた『舞いあがれ！』。最終回で、はばたくことはできるのか……。

( SmartFLASH )