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坂本龍一さん死去 小中高の先輩・塩崎恭久元厚労相が語る思い出「大学時代、酒が飲めなかった彼の手ほどきを」

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.04.04 21:10FLASH編集部

坂本龍一さん死去 小中高の先輩・塩崎恭久元厚労相が語る思い出「大学時代、酒が飲めなかった彼の手ほどきを」

(写真・AP/アフロ)

 

 3月28日、作曲家坂本龍一さんが亡くなった。71歳という若さだった。

 

 1978年に細野晴臣氏、高橋幸宏氏らと音楽グループ「YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)」を結成。テクノポップで世界を魅了し、1987年には映画『ラストエンペラー』の音楽でアカデミー作曲賞を受賞した。早すぎる死に、惜しむ声が各界から寄せられている。

 

 

 元厚生労働大臣の塩崎恭久(やすひさ)氏は、坂本さんと同じ小、中、高校に通っていた。訃報が届き、Twitterで

 

《坂本龍一君が亡くなった。中学では私がブラスバンド部長、彼が新人。新宿高校時代は誰よりも長い時間を共にした。音楽を教えてもらい、映画、文学、哲学、政治など限りなく議論、夜を徹して語り合った。彼のあの音楽を聞けなくなる事、寂しい。辛い闘病から解放され、安らかに眠ってくれ。また会おう》

 

 と悼んだ。あらためて、塩崎氏に思い出を聞いた。

 

「2023年の1月17日に発売されたアルバム『12』を聴いたとき、とても神秘的な世界を感じたことを、いま、思い出しています。小学生のころは家も近かったので、よく行き来しました。彼のお父さまは、河出書房の編集者で、お母さまは帽子のデザイナー。家には、お父さまが全国で集めたこけしが、階段にまで並んでいました。

 

 私は1980年から、2年ほどハーバード大学に留学していました。大学の生協に『YMO』のコーナーがあって、LPがズラッと並んでいて、驚きました。『活躍しているなあ』とうれしかったですね。

 

 コンサートがあると、いつも声をかけてくれたんですよ。コンサートの後は、限定メンバーの打ち上げもあって。思い出深いですね。

 

 彼は大学時代、あまり酒が飲めなかったんですよ。酒の飲み方がわからない。かわいい一面がありましたね。だから、我々仲間で酒の手ほどきをしました。寂しいなあ。そう遠くなく、僕もそっちに行くだろうから、そのときにまた会おうと言葉をかけたいです」

 

 音楽界だけでなく、社会に大きな影響を与えた偉大なミュージシャンに、合掌。

( SmartFLASH )

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