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「八木亜希子」に憧れた一龍齋貞奈「闇バイトの裁判を傍聴しました」【美人落語家&講談師「私のデート勝負服」】

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.04.16 06:00FLASH編集部

「八木亜希子」に憧れた一龍齋貞奈「闇バイトの裁判を傍聴しました」【美人落語家&講談師「私のデート勝負服」】

(写真・福田ヨシツグ)

 

 釈台を張り扇で叩きながらネタを披露する講談界で、将来が期待されるひとりが現在、二ツ目の一龍齋貞奈だ。

 

「子供のころに観ていた『めざましテレビ』(フジテレビ系)の八木亜希子アナに憧れて、将来の夢は女子アナでしたね」

 

 だが夢破れ、卒業後はマーケティング会社に就職する。

 

「大手広告代理店の下請けで、仕事にやりがいを感じられず、形が残る仕事をやりたいと、ナレーターを目指しました」

 

 

 退社後、2年間、養成所に通い、ナレーター事務所に所属した。

 

「ナレーター以外にも、舞台に出演したりしたけど、大勢で芝居をやるのは自分に合わないと思って。そんなとき、一龍齋貞心(ていしん)師匠の高座を拝聴して“頭の中に絵が思い浮かぶ講談ってカッコいい”と、入門を直談判。鞄持ちから始めさせていただきました」

 

 見習い期間を経て、2015年6月に入門。2022年4月、二ツ目に昇進した。

 

「言葉の表現だけでイマジネーションを広げられるのが講談の魅力。昔はネタが飛ぶこともあったけど、最近は落ち着いてきたので、その成長ぶりを見てほしい」

 

 自分のラジオ番組を持つのが目標というが、最近、意外なことにハマっているそうだ。

 

「裁判傍聴です。月3回くらい行きます。地方公演で時間があるときは、地元の地裁に行ったりとか。傍聴席で、阿曽山大噴火さんをよく見かけますよ。この間、闇バイト裁判を傍聴したんですが、その話、聞きたいですか?(笑)」

 

いちりゅうさいていな
12月21日生まれ 静岡県出身 2015年6月、一龍齋貞心に入門。2022年4月、二ツ目昇進。公式サイトはhttps://teina1631.com/、公式Twitterは@1017koudan

 

取材&文・石内雅也 企画協力・「らくごカフェ」(東京・神保町)

( 週刊FLASH 2023年4月25日号 )

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