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『どうする家康』で見せた「ムロ秀吉」の怪演にSNSざわめく「最強のクズ最ッ高!」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.17 17:52 最終更新日:2023.04.17 17:55

『どうする家康』で見せた「ムロ秀吉」の怪演にSNSざわめく「最強のクズ最ッ高!」

 

 4月16日、NHK大河ドラマどうする家康』第14話「金ヶ崎でどうする!」が放送され、世帯平均視聴率は11.4%だった(ビデオリサーチ調べ、関東、以下同)。この回で描かれたのは、「金ヶ崎の退き口」と呼ばれる戦いの前段階だが、ラスト5分での展開が大きな話題となっている。

 

 同盟関係にあった浅井長政の裏切りで、危機に陥った織田・徳川連合軍。撤退を決めた信長(岡田准一)は、藤吉郎(秀吉・ムロツヨシ)に殿(しんがり)を命じる。部隊の最後尾で敵と向かい合わねばならず、まさに命がけだ。

 

 

 この絶体絶命の状況に、藤吉郎は、

 

「ああ! ああ! 死んだ! あ~、こりゃ死んだわ! もう一度、おっかぁと抱き合いっこしたかった~」

 

 と半狂乱になったかと思えば、次の瞬間には笑い声をあげ、

 

「ここでもし生き延びれば、わしゃ、もっともっと上に行けるがや!」

 

 と叫ぶ。そして、家康(松本潤)に向かい、

 

「徳川様、手伝ってちょ~でえ! ここで逃げれば、あんたは殿(信長)を見捨てたことになる。あんたは将軍様を裏切って、浅井・浅倉と手を組むつもりだと、わしゃあ、言いふらしたるよ!」

 

 と、脅しながら協力を強制したのだ。これに対し家康は「クズじゃな、お前は」と怒りながらも、協力して撤退戦をおこなうことに――という場面が展開された。

 

 まさに “ムロツヨシ劇場” というシーンに、SNSでは、

 

《この秀吉、まじ怖い。やべえよ》

 

《ブラック秀吉、サイコパス秀吉でホラー映画1本できる気がする 秀吉怖すぎ》

 

 など、震撼する声が多数。また、

 

《秀吉の頭の回転の速さすごかったな……さっきまで死ぬ死ぬおっかあおっかあと死の恐怖に囚われてたのに徳川勢を引きずり込む巧妙な算段を出してくるんだもん……クズだけど頭が悪いわけじゃないのが余計たちが悪いよな》

 

《いや、面白いなぁ、こういう解釈をするのか!家康が秀吉を助けたんじゃなくて、家康が助けざるを得ないように秀吉が仕掛けた…良い意味でこのドラマの秀吉の黒さの表現はすごい…》

 

《それにしてもムロ秀吉のクズっぷりが毎回最高値を更新するので天下人になるのが一周回って楽しみになってきた》

 

《大河史上最強のクズ秀吉! 最ッ高!!》

 

 と、ムロの怪演と脚本の妙を称賛する意見も多く見られる。

 

「放送開始当初は『家康の描き方が薄っぺらい』など、辛口の評価が多数見られた『どうする家康』ですが、第11話以降は、11%前後で推移し、安定しているといえます。

 

 決して高い数字とは言えないものの、一定の層から高く評価されているのではないでしょうか」(テレビウオッチャー)

 

 毎回おろおろする家康にも、ようやく慣れてきた。

( SmartFLASH )

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