エンタメ・アイドル
「ABAB上野店」2024年6月閉店で惜しむ声続々…40年通った常連客は「今後どこで買い物すればいいの」と悲鳴
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.21 21:47 最終更新日:2023.04.21 22:07
4月20日、東京・上野にあるファッションビル「ABAB上野店」が、2024年6月30日で閉店することが発表された。SNSでは、閉店を惜しむ声が続々と寄せられている。
公式サイトによると、「建物の老朽化対応並びに耐震措置」などのため、営業を終了するという。1945年10月28日に開業し、それから78年間、地元で愛されたと謝意を表明。1945年10月といえば終戦直後だけに、建物の老朽化が進んでいたのは確かだろう。
【関連記事:ビックロ閉店が意味する「新宿駅東口の凋落」…ユニクロ撤退の理由はインバウンド激減だけじゃなかった】
ティーン向けの服やファッション雑貨、コスメなどを扱う店が多く出店していたABAB。経営しているのは、スーパー「赤札堂」も経営する「アブアブ赤札堂」だ。もとをたどれば、1917年に深川で創業した赤札堂洋品店にたどりつく。
SNSでは、ABAB閉店を惜しむ声があふれている。
《さらば青春の友》
《えっ!地元なので、子供の頃からずっと今も買い物に行ってるのに…あるのが当たり前で家族や友達と行ったり、色々な思い出があるから、なくなるのは悲しいし、寂しい》
《アブアブ閉店かぁ~時代なのか…上野行ったら立ち寄ってたし、年始の初売りではお世話になったな 残念…》
ABAB上野店に常連として通っていた女性は、「今後どこでお買い物すればいいのか、途方に暮れています」と語る。
「中学時代から、かれこれ40年以上、ABABに通い続けてきたので、閉店はとてもショックです。コスパのいいお洋服や雑貨、コスメが揃っていて、欲しいものが全部あるんです。
服を買うとなったら、まずABABで。学生時代、修学旅行で使うパジャマやサンダルなんかも買いに行った思い出があります。月に1度、ほとんどのお店が25%か30%オフになるし、ABABカードをもっていると、さらに5%オフになるので、よくまとめ買いしました。
建物やトイレなんかは古くて昭和な雰囲気だったので、仕方がないのかなとも思いますが……。たしかに、コロナ禍以降は人が減っていた印象です。テナントもところどころ撤退して、ポップアップのお店が増えていました。
上野周辺で、あそこまで安く買えるお店はちょっと思いつかないですね。閉店したあと、どんな建物になるのかわかりませんが、正直またABABが建ってほしいです(笑)。幸い、閉店まであと1年ほどあるみたいなので、今のうちに通っておこうと思います」
78年の歴史を持つ百貨店だけに、そんな “悲鳴” があがるのは当然だろう。
( SmartFLASH )