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森川葵、番組で芸能人初記録を3種更新の「ワイルド・スピード」ぶりにSNSで寄せられる称賛
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.26 18:34 最終更新日:2023.04.26 18:39
日本テレビ系の深夜番組で、世の中の「気になる話」に体を張って挑戦するドキュメントバラエティ『それって!?実際どうなの課』の、初となるゴールデン特番が4月25日、放送され、番組内で、これまで芸能人が誰ひとり成しとげたことのない記録が3つ生まれた。
記録を成し遂げたのは、女優でタレントの森川葵(27)。番組のなかでさまざまな達人たちに弟子入りしてきた森川は、過去の放送で、達人たちが長い年月をかけて磨いてきた技の数々を、たったの1日で習得。その驚異的な習得スピードから「ワイルド・スピード森川」の異名がついた。これまで36名の達人に弟子入りし、成功させてきた達人技は106個にも及ぶという。
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番組開始当初は、あくまでも達人たちのスゴ技を見せてもらうという企画趣旨だったそうだが、森川は、最初のロケで訪れた「けん玉道場」で、けん先1mm、玉の穴2mmという、究極奥義「1mmけん玉」を成功させてしまう。その後も、河原で石を積み上げるロックバランシングの達人に弟子入りすると、始めて3分で石を積み上げることに成功。達人が初成功までに半年を要したという「石坊主ノ型」もあっさり成功させた。
川面に石を投げる「水切り」への挑戦では、当時の日本王者の記録を上回る22回という記録を達成。皿回し、ピンポン玉でのろうそく消しなども成功させ、達人以外に成功した人がいないという、グラスタワー5段のテーブル引きにも一発で成功。その後、ヨーヨーのスゴ技、ゴム銃射撃なども成功させ、フォーク曲げに挑んだ際には、あまりの習得スピードの早さに、達人に「ちょっと恐怖すら感じています」と言わしめた。
また、カップを積み上げる早さを競う「スポーツスタッキング」では、日本記録に挑戦。3つずつに分けて置かれた合計9個のカップを積み上げて元に戻すまでのタイムを競う種目3-3-3スタックでは、女性部門の日本記録を0.4秒も上回る3.314秒を叩き出した。続いて、中央のカップが6個に増える3-6-3スタックで、女性部門の暫定日本記録4.606秒に挑戦すると、150回を超えるチャレンジを経て、記録を上回る4.564秒を出すことに成功。達人に鳥肌を立たせた。
快進撃を続ける森川のすごさを決定づけたのが、複数のサイコロをカップの中で積み上げる「ダイス・スタッキング」。たった2回の挑戦で、4個のサイコロを積み上げることに成功すると、サイコロを一瞬でカップに入れて立てる瞬間スタッキングにも成功。達人4人との同時瞬間スタッキングでは、森川だけが成功するという一幕も。これ以降、ダイス・スタッキングは森川の代名詞となった。
そんな数々の達人技を習得してきた「ワイルド・スピード森川」が、25日の放送では、まだ芸能人で成功した者はいないという、テレビ史上最高難度の大技に挑戦した。
最初に挑んだのは、森川の代名詞「ダイス・スタッキング」。番組スタッフが確認したところ、これまで芸能人が瞬間スタッキングで成功させたサイコロの暫定最高記録は、6個。手始めに6個に挑んだ森川は、なんとこれに一発で成功。芸能人新記録を達成すべく、スタッフに7個を提案されると「6個の次だとすぐ抜かれちゃう可能性がある」と、いきなり1.5倍、今回のカップで積めるサイコロの限界である9個に挑戦。すると、これも開始11分で成功させ、芸能人の最高記録を3個も更新。達人に「いちばん瞬間スタッキングを高く積み上げた芸能人」といわれると、「歴史に名を刻んだということですね」と喜んだ。
続いて用意されたのは、アーチェリーのトリックショット。森川は2年前にアーチェリーに挑戦した際、大技「だるま落とし」を成功させているが、今回はさらに難易度がアップした伝説の技「最強『ロビン・フッド』伝説」と「オデュッセウス『虎の穴』伝説」に挑んだ。
アーチェリー日本王者の達人から、「芸能人がバラエティ番組などでアーチェリーの企画をやる場合は、(距離は)10mが一般的で、アーチェリーの公式戦の競技では18m」と説明された森川は、迷わず18mを選択。18mで挑戦した芸能人はこれまでいないだけに、成功させれば、こちらも歴史を塗り替えることになる。
30分程度、18m先の的で練習をこなした森川は、いよいよ本番「オデュッセウス『虎の穴』伝説」へ。こちらは並べられた斧10本の穴(穴は縦わずか5cm)に弓を通し、その先の水風船を割るという大技だ。まず達人による実演では、達人が3射めで成功。それを見ていた森川は「5本までで決めたい」と宣言。すると、本当に5射めでこれを成功させ「斧の穴伝説」をクリア。これで2つめの偉業達成となった。
そして最後に挑んだのは、刺さっている矢を狙って、もう1本の矢で射抜く伝説の技「ロビン・フッド」。こちらは的に刺さった直径9mmの筒の中に、射った矢を直接、入れることができれば成功というものだ。
じつは森川は、2年前にも「ロビン・フッド」に挑んでいたが、そのときは2時間かけても成功できず。距離を10mに縮めて、1時間後に成功させていた。しかし、成功したものの、10mに距離を縮めたことに心残りがあったそうで、今回は18mの距離でのリベンジ。「今日こそ18mを成功して、伝説つくります」と宣言し「ロビン・フッド」に挑んだ。
しかし、ただでさえ難易度が最大なことにくわえ、引く弦の重さはおよそ10kg、さらに重さ3kgのコンパウンドボウ(弓)が、徐々に森川の体力を奪っていく。的と近いところを何度もかすめるも、次第に疲れの見える森川に、達人が休憩をすすめるも、森川は「打たせてください」と強い気持ちでチャレンジを続行。18mからの「ロビン・フッド」はさすがに厳しいかと思われたが、あきらめずに矢を射続けること60射めで、みごと成功させ、3つめの偉業を達成した。芸能人未踏の記録を3つも叩き出す結果となり、番組放送直後には、Twitterのトレンドに「♯おつかれ森川」がトレンド入り。SNSには、
《芸能人初!! 本当に凄い》
《そうか、この娘は難しいことを簡単にやってのける反面、なかなか出来なくても絶対に諦めないから、感動させられるんだな…》
《流石です! 記録更新おめでとうございます 有言実行出来るのが葵ちゃんです! これからも応援してます 頑張れ!ワイルドスピード森川!》
など、森川を称賛する声が溢れた。
これだけ達人技を成功させまくってきたということは、誰もが、森川は運動神経がいいと思うだろうが、本人は以前「踊りは苦手で、めちゃくちゃ運動オンチ」と語ったこともあり、決して運動神経がいいタイプではないようだ。
過去の放送では、その決してあきらめずに、ひたむきに挑戦する姿勢で達人を感極まらせたこともあった森川。今回の挑戦終了後に、「こんなもんじゃない! っていうのを、いろんな人に見せていけたらいいなと思います」と語った彼女が、今後、どんな新たな奇跡を見せてくれるのか楽しみだ。
( SmartFLASH )