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餃子芸人・クック井上。が教える「冷凍餃子をうまく焼くコツ」…ポイントは火をつけるタイミングとお湯
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.05.12 06:00 最終更新日:2023.05.12 06:00
「餃子は国民食」と語るのは、芸人でありながら数々の食に関する資格を持っているクック井上。だ。餃子を美味しく焼くコツは “火をつけるタイミング” だという。
「餃子を並べる前か並べてすぐに火をつける人が多いと思いますが、それは間違い。必ず熱湯を入れてから火をつけるようにしてください。これにより餃子が蒸気で蒸し焼きにされ、皮がモチモチになります。そして水分が蒸発してきたら油を回しかけ、焼き色をつけていきます。
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これさえできれば、モチモチで焼き目がパリパリの食感になります。ちなみに冷凍餃子は凍ったまま調理をしてください」
フライパンからはがしにくい場合は、「事前に油をきっちり馴染ませることが大事ですが、火から下ろしてすぐに濡れタオルの上に置くとはがしやすくなります」とのことだ。しっかり焼き色をつけた、 “お店級” の餃子を家で焼いてみよう!
■コゲない! 皮がはりつかない!絶対に失敗しない冷凍餃子の焼き方
1
火をつけず、フライパンに油を引いて馴染ませる。フライパンはテフロン加工のものでも鉄でもOK。底が平らなフライパンのほうが、全体的に焼き色がつきやすい。
2
フライパンの丸みの部分にかからないように、円を描くように餃子を並べる。なるべくくっつかないように置くと、皮が破れる心配がなくなる。
3
全体の3分の2くらいが浸かるくらいまで熱湯を入れ、すぐに蓋をし、強火で蒸し焼きにする。このとき、皮が厚い場合は少し多めに熱湯を入れるとOK。モチモチに仕上げることができる。
4
チリチリと音がしたら水分が蒸発してきた証拠。蓋を外し、中火で水分をしっかり飛ばす。少量の油を回しかけ、全体にいきわたるようにする。
5
餃子のまわりに焼き色がついてきたら火を消し、蓋を使って余分な油を切る。フライパンの端からフライ返しを入れてフライパンと餃子をはがす。
完成
フライパンよりひと回り小さい皿をかぶせ、フライパンをひっくり返して皿に盛る。モチモチでパリパリの食感が楽しめる餃子の完成!
クック井上。
くっくいのうえ。 1974年生まれ 兵庫県出身 お笑いコンビ・ツインクルのツッコミ担当。野菜ソムリエ、アスリートフードマイスターなど8つの資格を持つ。テレビ、ラジオ出演のほか、食品プロデュースや商品開発などでも活躍。著書『魔法の調味料「料理酒オイル」で料理が全部プロの味!』(ダイヤモンド社)が6月14日に発売
写真・北川鉄雄 フードスタイリスト・鮓本美保子