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中田敦彦、“松本叩き” 動画2日で265万再生…批判派と称賛派が大分断、すべては中田の目論見どおりか
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.06.01 18:04 最終更新日:2023.06.01 18:08
5月29日、中田敦彦が自身のYouTubeチャンネルで更新した動画が、ここ数日議論を呼んでいる。「【松本人志への提言】審査員という権力」というタイトルで、M-1グランプリなどあらゆる賞レースで審査員を務める松本を批判したものだ。
動画では45分近くにわたり、お笑い界の権力が一極集中してしまっている現状に苦言を呈した中田。「審査員ちょっと、何個かやめてくれないですか。松本色が濃すぎて、おなかいっぱいになっちゃってる」といった過激発言が続々と飛び出した。現時点で260万回再生を叩き出しており、多くの注目を集めていることがわかる。
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名指しされた松本は、5月30日、Twitterで《テレビとかYouTubeとか関係なく2人だけで話せばいいじゃん 連絡待ってる!》と応じ、冷静な姿勢を見せている。
一方、他の芸人からは多くの苦言が寄せられている。中田が動画内で、霜降り明星・粗品の名前を出して「どう思う?」と投げかけたことで、相方のせいやはTwitterで《真っ直ぐ勝負してないウンコみたいなやつが相方の名前使うな 中田》とバッサリ。
ほんこんは自身のYouTubeチャンネルを更新し、「松本さんが審査員全部やめるわってなったら、スポンサーもつかんわ、番組成り立たんわってなったら、これどないすんの?」と問いかけている。
なお、相方の藤森慎吾は、30日にYouTubeチャンネルを更新し、「気分的にはあまりよくないです」と語りつつ、「(松本に)オファーがあって需要があるわけだから。そこは揺るぎない事実」と中田とは別の意見であることを表明している。
「芸人さんやツイッターの意見を見ると、圧倒的に批判の声が多い。YouTubeの世界にシフトした中田さんから言われたくない……という拒否反応ばかりです。
つい先日も、タモリさん、ビートたけしさん、明石家さんまさんのお笑いBIG3が業界トップにいる現状に『おかしくないですか?』と噛みついていたこともあり、『炎上商法かよ』という厳しい声が後を絶ちません」(芸能記者)
だが、YouTubeの動画コメント欄を見ると、まったく違った景色が広がっていた。7000件以上寄せられたコメントは、大半が称賛の声を占めているのだ。
《大の松本人志ファンだけど、中田さんの言ってることはめちゃくちゃ納得した。価値観を狭く限定しないで、もっと広く色々な才能を受け入れてもお笑い界を盛り上げてほしい》
《中田さんが伝えてくれている課題は、お笑い業界だけではなく色々な業界が今一度向き合わなければいけない課題だと感じました。これからも、多くの業界に向けて切り込んだ話題を提供していただきたいです》
《良くも悪くもこれだけ注目される話題を取り上げることが、本当にエンターテナーだなぁと。すべて計算してのことだと思うし、結果色々な人が便乗してお笑いが注目されて、あっちゃんの策は本当にすごいしおもしろい》
場所が変われば、これだけ反応も違うとは――まさに大分断だ。
「中田さんのYouTube登録者数は現在518万人で、動画のコメント欄は “ホーム” ともいえる場所です。日頃から動画を観ている人からすれば、『YouTuberのくせに……』という拒否反応がないぶん、中田さんの意見が入ってきやすいのかもしれません」(前出・芸能記者)
いずれにせよ、ここまで話題になった時点で、中田の目論見どおりなのかもしれない。
( SmartFLASH )