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木村拓哉『風間公親-教場0-』最終話に “歴代バディ全員集合” で視聴率の爆上がりを期待

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.06.12 11:00FLASH編集部

木村拓哉『風間公親-教場0-』最終話に “歴代バディ全員集合” で視聴率の爆上がりを期待

 

 劇中のストーリー的にもキャスティング的にも難しいのかもしれないが、最終話は「風間公親」+「5人の歴代バディ」が全員集合する絵面を、なんとか実現させてもらいたい――。

 

 木村拓哉主演『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)の第9話が先週月曜に放送された。

 

『風間公親』は、警察学校の教官役で木村が初めて白髪キャラに挑戦し、人気を博したスペシャルドラマ『教場』シリーズの前日譚。2020年正月に放送された第1弾・前後編の世帯平均視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)は15%台、2021年正月に放送された第2弾・前後編は13%台と高視聴率を獲得していた。

 

 

『教場』シリーズの木村は、「なにをやってもキムタク」と揶揄されることもあった “キムタク節” を封印し、冷酷無比な主人公を演じて高い評価を得ている。

 

 風間のバディ役となる新人刑事役には赤楚衛二、新垣結衣北村匠海白石麻衣、染谷将太といった旬の俳優や実力派の俳優がズラリ。2話ごとにバディが変わっていく法則になっており、第9話では最後のバディとなる染谷演じる新人刑事が登場した。

 

■第6話で “縦軸” となる事件が発生

 

 本作は1話完結型で事件が解決していくが、第6話で “縦軸” となる事件が発生。

 

 時系列的に後の物語であるスペシャルドラマ『教場』での風間は、右目が義眼になっているのだが、第6話のラストで彼が右目を失うシーンが描かれたのだ。千枚通しを持った凶悪犯(森山未來)に、このときのバディだった北村演じる刑事が首を何度も刺され命の危機に瀕する重傷となり、応戦した風間も右目を突き刺されるという恐怖の惨劇……。

 

 北村演じる刑事は意識不明のままとなっており、凶悪犯はまだ捕まっていないため、最終話はこの事件の解決を描くエピソードになるのだろう。

 

 ここで期待が膨らむのが、最終話で風間と歴代バディが一堂に会する全員集合シーンが実現するのか、ということ。

 

 新垣演じる刑事がバディ卒業後もちょこちょこ登場しているが、基本的には2話ごとにバディが入れ替わっているので彼らが顔を合わせることはない。

 

 しかし、最終話では歴代バディが再登場し、森山演じる凶悪犯を捕まえるべく、師匠・風間のために一肌脱いで協力してくれる可能性は十分ありそうだ。

 

■ストーリー的にもキャスティング的にも難しい

 

 とは言え、バディたちは別々のシーンで出演して、1対1で風間とからむことはあっても、風間と歴代バディの計6人がひとつの場に集まって、一画面におさまるというシーンはかなり難しい気もする。

 

 ストーリー的に実現の難易度を上げているのは、北村演じる刑事の存在。前述したように第9話の段階ではまだ意識不明のままだからだ。

 

 第10話の予告映像では、彼がベッドの上で目を覚ます描写と容体が悪化した描写の両方があったため、奇跡の復活を果たすのかそれとも帰らぬ人となってしまうのか、まだわからない。

 

 逆に言えば、北村が復活するのであれば、全員集合シーン実現の可能性がグッと増す。

 

 ただ、制作側の都合で考えると、超売れっ子俳優である木村、赤楚、新垣、北村、白石、染谷を勢揃いさせるのは、スケジュールの都合などで難しいのではないかという懸念もある。

 

 だからこそ、最終話のクライマックスで6人が揃えば、激アツすぎる。単純に一ファンとして、ワンフレームに6人がおさまるシーンを観てみたいのだ。

 

 稀代の大スターであるキムタクのビッグネームがあったからこそ、売れっ子5人を集められたのだろうから、もし全員集合シーンが撮れるのであれば、それは広義の意味で座長・木村拓哉の実力とも言える。

 

■全話平均で二桁視聴率に乗せられるか

 

 本作の世帯平均視聴率は第1話12.1%、第2話10.7%、第3話9.8%、第4話9.6%、第5話9.1%、第6話8.3%、第7話8.9%、第8話9.4%、第9話9.9%と推移。第9話までの全話平均は9.8%となっている。

 

 第1話から中盤回までずっと右肩下がりで、第6話で最低視聴率を記録したものの、そこからはV字回復の右肩上がりで、第9話は二桁復帰目前。第10話も右肩上がりし、来たる最終話で視聴率がさらに跳ね上がれば、全話平均で二桁に乗せられる可能性はまだまだ残されている。

 

 バディ役の俳優たちや制作陣からすれば、木村の面目を保たせるためにも、なんとか全話平均で二桁に届かせたいところだろう。ひとまず今夜放送の第10話で再び二桁に乗せて弾みをつけられるかどうか、注目だ。

堺屋大地

恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。『日刊SPA!』に恋愛コラムを連載中。ほに『現代ビジネス』『文春オンライン』『集英社オンライン』『女子SPA!』などにコラムを寄稿

( SmartFLASH )

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