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ミラクルひかるのモノマネ分析がすごい!観察しすぎてコンビの関係性まで判明

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.06.12 11:00FLASH編集部

ミラクルひかるのモノマネ分析がすごい!観察しすぎてコンビの関係性まで判明

本人のインスタグラムから

 

 6月7日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の企画『第2回まだ誰もやってないモノマネ王座決定戦』にミラクルひかるさんが出演していました。

 

 お題が書かれた札をボックスから引いて、その札に書かれているモノマネをやるというルール。ミラクルさんはNMB48渋谷凪咲さんのモノマネをやることになりました。

 

 札を引いてから制限時間90分以内で披露しないといけないのですが、短時間で作ったとは思えないほどの完成度の高さでした。

 

 

 ミラクルさんのモノマネは、コンサートでの自己紹介やテレビ番組で大喜利をやっているときの渋谷さんのフワッとしたキャラと自宅で必死に大喜利の練習をやっているときの2部構成になっていました。

 

 1部のモノマネは声質やしゃべり方が似ているのですが、デフォルメしている部分もあるので、スタジオで見ていたFUJIWARA・藤本敏史さんから「そんなんやる?」とツッコまれていました。

 

 それに対しミラクルさんは、はっきりと「(実際に)やってました」と答えていたのです。

 

 筆者は以前、ミラクルさんにモノマネについてお話をうかがったのですが、そのときも実際に本人が言っているフレーズなのか創作なのかをお聞きしたことがあります。

 

「私のモノマネは、本当に言っているなかで面白いワードをチョイスしているんです。

 

 実際のフレーズを使っている理由は、もし私のモノマネを見た人に『そんなこと言わないよ』と怒られても『いや実際に言ってたんで』と逃げられるじゃないですか」

 

 ミラクルさんが工藤静香さんのモノマネをするときによく使うフレーズ。「マイネームイズ静香・工藤、ナイストゥミーチュー」はどうなのか。

 

「英会話番組で言ってるんですよ。YouTubeですぐに出てきます。だからお客さんが『こんなの言う?』と思っても、調べたらすぐに出てくるので納得してくれるじゃないですか。

 

 私は『(本人が)昔こんなワードを言ってたのを見つけました!』というのもアピールしたいんです」

 

 2部のモノマネは、家で大喜利の練習をやっているときの渋谷さんですから、当然、想像です。その想像モノマネの部分はミラクルさんの観察力から作られたものだと思われます。

 

 筆者は取材の際に、ミラクルさんの観察力や分析力に感心させられました。たとえば林家パー子さんのモノマネの笑い声ひとつにしても。

 

「あの『ハァー!』という高い笑い声は、すごく難しい音程で『ハァーハァ』は『(音階の)ラー、シーなのか?』とか」

 

 パー子さんは林家ぺーさんの言うことに、ただ単純に笑っているイメージがあります。しかし、実はそうではないと言うのです。

 

「モノマネする人物を深掘りしていくと、いろいろと見えてくるところがあるんですよ。

 

 半分妄想なんですけど、パー子さんは、なんでこういうキャラになったのか。パー子さんはぺーさんからちょいちょいいじられるけど、それを突き放す感じがあるから、意外と我の強さがあるんです。

 

 パー子さんをよく見ていると『わかたった、わかたった』って、けっこうペーさんをあしらっているんですよ。しかも、ぺーさんもあしらうから、お互いが何もくっつかない瞬間があったり。

 

 ぺーさんに『いま、(会話が)かぶってんだよ』って怒られて『うるさいな』って言い返した後も、パー子さんはすぐに切り替えて『ハァー!』って笑うんです。その死んだ『ハァー!』が言えたらいいなと(笑)」

 

 ミラクルさんの観察力の深さには驚かされました。ただ、パー子さんの「ハァー!」は別に死んでいませんが(笑)。

インタビューマン山下

1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。

( SmartFLASH )

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