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「私なら大人になったら訴える」子どもにトラウマ植えつける『水ダウ』幼稚園児かくれんぼ企画に殺到する猛批判

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.03.30 16:44FLASH編集部

「私なら大人になったら訴える」子どもにトラウマ植えつける『水ダウ』幼稚園児かくれんぼ企画に殺到する猛批判

2022年11月、大阪市でおこなわれた「御堂筋ランウェイ」に登場したダウンタウン(写真・共同通信)

 

 3月29日、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、「幼稚園でのかくれんぼ 隠れた友達が全く見つからず 見つかるのは見ず知らずの子供ばかりだったら 幼稚園児でもさすがに恐怖感じる説」という説の検証がおこなわれ、その内容に「子供がトラウマになる」と、SNSで大炎上している。

 

 内容は、かくれんぼで鬼が数を数えている間、隠れている子どもが全員、友達ではない「見ず知らずの子」になったら、鬼になった子どもはどんなリアクションを取るのか、というもの。つまり、鬼役の子どもに「ドッキリ」を仕かける、ということだ。

 

 

 この説、検証が始まる前から、スタジオ内には不穏な空気が流れていた。

 

 浜田雅功が「(この説は)俺らでもイヤやわ」と言えば、プレゼンターの川島明は「いや、大人のほうが……」と言ったあと、言葉を飲んだ。

 

 鬼役の幼稚園児が「怖がること」は、容易に予想できていた。

 

 最初のターゲットの鬼役は、6歳の女の子。隠れる5人の子どもたちは、「もういいかい」「まーだだよ」のやり取りの間に、年齢、背格好の似た別の子どもたちと入れ替わり、それぞれが遊具の中に隠れた。

 

「もういいよ」の合図で、鬼役の子は、楽しそうに遊具のまわりを探し、隠れていた園児に「見つけた!」と声を弾ませる。しかし、よく見ると知らない子だと気づき、一瞬にして表情を失う。

 

 テレビでは、子どもの笑顔が消えた瞬間、「ゼロの表情でUターン」というテロップが流れる。そして「見つけた!」から、表情を失うまでの子どもの流れがリピートされた。

 

 鬼役の子は、2人めも知らない子だと気づくと、完全に表情を失った。探して、見つけても、知らない子――というループに入り、恐怖を感じた女の子は、幼稚園の建物の中へ走って逃げていく。

 

 そして、番組スタッフが女の子にネタばらし。スタッフが「楽しかった?」尋ねると、女の子は怪訝そうな顔をしながらも「楽しかった」と答える。そして、スタッフが「ドッキリでした。わかる?」と続けると、女の子は「わかんない」と、何が起きていたのか理解できていない様子だった。

 

 さらに、違う男の子を鬼役にして同様の検証がおこなわれたが、隠れているのが知らない子ばかりだと気づくと、「怖い」と叫び、隠れている子の顔を確認することすらやめてしまった。

 

 この説が放送された後、SNSには非難の声が殺到した。

 

《わたしが5歳で何も知らずにテレビのドッキリに使われたら、大人になったらテレビ局と親と幼稚園訴える。水ダウに子ども利用しないでほしい》

 

《久々に水曜日のダウンタウン、胸糞企画だったな。これ私だったら次の日からかくれんぼ絶対やらなくなる。この企画許可した局もだし、幼稚園もなんで承諾したんだろ。可哀想だしトラウマ案件》

 

《子供のトラウマはずっと残るし・・・。冗談でも、大人に対して不信感につながるって・・・》

 

《水ダウで幼稚園児にかくれんぼドッキリをやってるんだけど、実に不快やね。「ドッキリ」がわからない子供に意味のわからないドッキリを仕掛けるのは、情操教育に害がある》

 

《幼稚園児にドッキリ仕掛ける水曜日のダウンタウンやべぇな》

 

「芸人なら、ドッキリであることをネタばらしすることで、笑いやキレ芸に変えることもできますが、ドッキリであることもわからない年齢の子どもたちに、ただ恐怖だけを与えるようなドッキリを仕かけることに、何の意味があるのか。ネット上ではそのような意見が多数、見られます。番組として、園児たちのメンタルのケアもきちんとできているのか、検証すべきだという声もあります」(芸能記者)

 

 この経験が、子どもたちに悪い影響を及ぼさなければいいが……。

( SmartFLASH )

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