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視聴率低空飛行中の『真夏のシンデレラ』さわやか恋愛ドラマに挟み込まれる「母の借金」重すぎ要素に視聴者ゲンナリ
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.08.23 16:05 最終更新日:2023.08.23 16:05
8月21日に放送された月9ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)の第7話の世帯平均視聴率が、23日に発表された。かねてから低視聴率が続き“爆死”といわれてきた本作だが、結果は5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)。苦戦が続いている。
「初回は世帯視聴率6.9%で、2000年以降の月9初回視聴率のワーストを更新しました。しかも、第2話以降は5%台が続いている状態です。主演は森七菜さん、間宮祥太朗さんと人気俳優ですし、海を舞台にした夏ドラらしいつくりなのですが……」(芸能記者)
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『真夏のシンデレラ』は、夏の海水浴場を舞台に、地元の女子たちと東京から来たエリート男子たちの恋模様を描く、王道の“月9ラブストーリー”。しかし、回を重ねるたびに、視聴者から苦言が呈されてきた。
「『脚本がひどすぎる』『設定や展開が20年前にタイムスリップしたみたい』などと、脚本やキャラクターの設定などに違和感を覚える声がよく見られます。そんななかで迎えた第7話ですが、今回もまた、つらい展開がありました」(同前)
第7話では、それまで不在だった森七菜演じる主人公・夏海の母(横山めぐみ)が、彼女ら一家のもとを訪れる展開に。一見、ほっこりした内容になるかと思いきや、母が帰宅した真の目的は、「抱えている借金の無心をするため」だということが明かされた。
母は、夏海が「恋愛関係ではない」とはぐらかす、東大出身のエリート・健人(間宮)に金の無心をする。さらに、夏海らがいないうちに、経営する海の家のレジからカネを盗もうとする一幕も……。金の無心を健人はきっぱりと断るが、この“衝撃展開”に気がめいってしまった視聴者も多いようだ。SNSには、以下のような声が集まっている。
《真夏のシンデレラの夏海母最低最悪すぎて吐き気する》
《基本爽やかなんだけど、たまに重いよね》
《月9って胃もたれするくらい王道の恋愛ドラマが見たくて見てる人が多いと思ってるんだけど、今回は恋愛以外のしかもそこそこ重い要素が多すぎるんだよなあ 主人公が不憫すぎる》
「第5話でも、登場人物のひとりの暴言が波紋を呼びました。健人とともに海水浴場を訪れている研修医の修(萩原利久)が『バカを擬人化したような弟だな』『母親がいないとやっぱあんな子どもに育つのか』などと発言。もちろん、役が語るセリフのひとつですが、『セリフがひどすぎて、演技とはいえ可哀想』などと、見ていていい気持ちのしなかった人も多かったようです。
視聴率が伸び悩むのも、やはりこの“重すぎる問題”がひとつの原因でしょう」(前出・芸能記者)
いよいよ終盤に向かいつつある夏ドラマ。なんとか最後には、スカッとした展開が見たいものだ。
( SmartFLASH )