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奥菜恵「いつまで表に立っていられるか」と心情吐露…マイケル・ジャクソンも罹っていた「尋常性白斑」とは
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.09.04 21:00 最終更新日:2023.09.04 21:04
9月1日、自身のInstagramで「尋常性白斑(はくはん)」に罹っていることを公表した女優の奥菜恵。その奥菜が、3日にもInstagramを更新し、その病状について明かした。
奥菜は公表の際に寄せられた応援メッセージに《大変大きな力をいただきました》と感謝を示したうえで、《病院でアレルギーによる尋常性白斑と診断されたのが2、3年前です》と説明。
そのいっぽうで、《進行形の病気なのでいつまで表に立っていられるかも正直分かりません。幸い現段階では、日常生活や仕事に支障が出るほどではありません。塗り薬や飲み薬、光治療、漢方など色々試す中で白斑が消えた箇所もありますが、完治という意味ではあまり効果が実感できていないのが現状です》と告白。
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自身の肌の悩みも踏まえ、敏感肌でも使いやすいような美容液の開発に携わっていることも明かした。
1日の投稿では、アレルギーが引きがねとなって尋常性白斑に罹ったことを明かした奥菜。マイケル・ジャクソンもこの病気に罹っていたことが知られているが、そもそもどのような病気なのか。
宮田胃腸内科皮膚科クリニック院長の宮田直輝氏が説明する。
「メラノサイトという色素細胞が減少、または消失してしまう病気です。メラノサイトは『メラニン』という黒色色素を作り出しますが、これが減少(消失)することで脱色素斑(白斑)が形成されます。
メラノサイトやメラニンへの自己免疫が原因で発症すると考えられますが、はっきりした原因は不明です。
男女差はなく、20歳前後の若年者に多く見られ、人口で見れば約1%が罹患します。そのうちの2~3割は家系内で発生しています」
甲状腺疾患、アジソン病、悪性貧血、糖尿病に合併することがあるという尋常性白斑。全身に生じる「汎発型」、神経支配領域に沿って体の片側に生じる「分節型」、口の周りと指にのみ生じる「肢端顔面型」に分かれるという。
宮田先生によれば、「治療はステロイド外用や光線療法が一般的」とのこと。奥菜の完治を心から祈るばかりだ。
( SmartFLASH )