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逝去から3年 事務所HPから消えない竹内結子さんの名前&写真…三浦春馬さん、志村けんさん、上島竜兵さんも…最大の理由は「権利関係」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.09.13 19:55 最終更新日:2023.09.13 20:02
《1980.4.1 埼玉県出身 A型 164cm》
女優の竹内結子さんが、東京都渋谷区の自宅マンションで亡くなったのは、2020年、9月27日のことだ。
「竹内結子さんは、NHK連続テレビ小説『あすか』やテレビドラマ『ストロベリーナイト』で主演をつとめ、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した名女優です。芸能界では“差し入れ女優”という異名を持つほど気遣いができる人でした。亡くなられた当時は子育てで忙しい時期でしたし、第一線で活躍する女優さんの訃報に、大きな衝撃が走りました」(芸能記者)
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それから約3年ーー。冒頭の通り、竹内さんの公式サイトは生前のまま、プロフィールや出演情報とともに微笑みを浮かべる彼女の写真が掲載されている。
「意外と、亡くなったタレントさんの公式サイトは閉鎖されることがなく、そのままになっているケースが多いのです」(前出・芸能記者)
実際、2020年3月に亡くなった志村けんさん、2020年7月に亡くなった三浦春馬さん、2022年5月に亡くなった上島竜兵さんも、生前に所属していた事務所の公式サイトに写真やプロフィールが掲載されたままだ。
「掲載をやめるタイミングというのは、非常に難しいんですよ。理由は大きく2つあります。1つめは、何よりファンのため。それぞれ熱心なファンの方は今もいます。応援してくれている人がいる以上、“無かったこと”にしてしまうのは、あまりに寂しい。芸能界の歴史という意味では、名を遺すべき偉大なタレントのみなさんですからね」(別の芸能記者)
そして2つめは、実務上の理由があるという。
「これが最大の理由ですが、所属事務所はタレントさんが出演してきた作品の『権利』を持っているんです。たとえば過去に出ていた映画のリバイバル上映や、テレビでドラマを再放送する際に、テレビ局や制作関係者は、脚本家や出演者の方にわずかでも、ギャラを払うことになっています。公式サイトに名前を残しておけば、『自分たちはそのタレントのギャラをもらう権利をもっている』という証明にもなるんです」(同前)
どうかいつまでも、残して欲しいーー。
( SmartFLASH )