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30歳になったビリギャル 石川恋が「結婚願望が強くなってきたんじゃないかな」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.09.30 06:00 最終更新日:2023.09.30 12:00

30歳になったビリギャル 石川恋が「結婚願望が強くなってきたんじゃないかな」

石川恋

 

 2013年に『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話(通称:ビリギャル)』のカバーモデルに抜擢され、一躍脚光を浴びた石川恋。あれから10年、そして30歳という節目を迎え、モデルだけでなく女優として活躍の場を広げている彼女の恋愛観とは。

 

■恋愛相手として意識したとたん、誘えなくなってしまいます

 

――2013年の記事で「同じ歳の男性は子供っぽくて恋愛対象にならない」「包容力のある人が好き」「恋人は一緒にいて落ち着く親友みたいな存在がいい」とおっしゃっていましたが、今でも恋愛対象となるのはそういったタイプですか?

 

 

「全然覚えていないんですけれど、私そんなこと言ってましたか?(笑)。もちろん、包容力がある人や、一緒にいて落ち着く人が好みというのは変わっていませんが、相手の年齢は気にしなくなりましたね。あとは、人として魅力的かどうかが重要だと考えるようになりました。この仕事をしていると、いろいろな年代の方とお会いしますが、どの方もすごく魅力的でそれぞれ個性を持っているので、年齢でどうこうっていう意識がなくなったのかもしれません」

 

――今回主演されるドラマ「猫カレ -少年を飼う-」では、16歳の年下男子との関係が描かれていますが、実際に石川さんは年下男子も恋愛対象になりえますか?

 

「あまりにも年下だと、現実問題として『それはさすがにどうなのかな』とは思いますが、私のちょっと年下となるともう25~26歳ですよね? それぐらいの歳ならきちんと自立していて、頼もしい方もたくさんいるので、対象として見られないこともないかなと思います。ただ、正直に言うと、これまで年下の方をそういう目で見たことはないです(笑)」

 

――20代の頃は「自分から告白できない」ともおっしゃっていましたが、今でも自分からアプローチしたり、恋を追いかけたりるのは苦手ですか?

 

「そうですね、自分からアプローチしたり、恋愛感情をアピールするのは今でも苦手かもしれません。友達になりたいと思った相手なら、男女問わず積極的に連絡先を聞いて、『もっと仲良くなりたい!』『一緒に飲みに行きたい!』とグイグイいくんですけれど……これが、恋愛相手として意識したとたん、線を引いてしまって誘えなくなっちゃいます」

 

■信頼できる人と、パートナーかつ親友という確かな関係を築きたい

 

――これまでの恋愛経験の中で、一番いい思い出として残っているのはどんなエピソードですか?

 

「何か特別なエピソードというよりは、『ただいま』『おかえり』という何気ないやりとりといった、ごく当たり前の日常的な幸せが印象に残っています。相手がいてくれるだけで安心できたり、頑張れたりして、それが結果的にいい恋愛につながっていたんじゃないかなって思うんです」

 

――逆に、恋愛でうんざりしたエピソードや失敗談ってありますか?

 

「それが、自分の中で消化しちゃっているというか、いい具合に忘れているので、思い出したくないようなエピソードは残念ながらないんです。もちろん、恋愛中ずっと幸せだったというわけではなく、つらかったことやイヤなこともいろいろあったりしたはずですけれど。恋愛に限らず、過去のつらいことはあまり引きずらないタイプということもありますが、そもそもそんなにひどいことをされてないはずです(笑)」

 

――では、盲目的な激しい恋や背徳的な恋への憧れはありますか?

 

「もともと自分が不器用ということもありますが、そういう恋に落ちたら頭がそのことでいっぱいになってしまって、絶対にメンタルに影響しそうですよね。仕事のパフォーマンスも落ちて悪循環に陥るって想像できるので、私は遠慮しておきます!」

 

――恋人になった相手に尽くしたいタイプ? それとも尽くされたいタイプですか?

 

「やはり不器用なので、いろいろなことを同時にできません。忙しくなるとどうしても自分のことだけで精一杯になってしまって、相手に尽くすだけの余裕がないというか、尽くしてあげることで自分の中のバランスを崩してしまうんじゃないかと想像できます。だから、私がテンパっているときにごはんを作ってくれたり、サポートしてくれた方がありがたいかな。となると、尽くすよりも尽くされたいタイプということになりますね(笑)」

 

――30歳になってこれからどんな恋愛をしたいと思っていますか?

 

「やはり30歳になると、周りから年齢のことを言われることが増えたので、大きな節目だというのは感じていますが、だからといって心境や恋愛観にあまり変化はないです。それより今は、仕事を頑張りたいという気持ちが強くて、そのうえでプライベートも充実させられたらいいなと思っています。とにかく20代は走り続けてきたので、そこで得た経験を30代で活かし、見てくださる方やお世話になっている方に表現を通して恩返しをしたいですね」

 

――結婚についても意識するようになりましたか?

 

結婚願望は徐々に強くなってきているのかもしれません。ここ数年で、何度か友人の結婚式でスピーチをしたり、婚姻届の証人のサインもしたことがあります。結婚したから安心というわけではないとは思いますが、今は、結婚という形にこだわるのではなく、心から信頼できる人と出会って、パートナーでもあり親友でもあるという確かな関係を築いていけたらいいなと思っています」

 

いしかわれん
30歳 1993年7月18日生まれ 栃木県出身 『ビリギャル』カバーモデルとしてブレイクし、2017年から2022年まで『CanCam』専属モデルとして活躍。2023年9月にデビュー10周年と30歳を記念した写真集『SIGNS』が発売された。主な出演作は映画『マスカレード・ホテル』『マスカレード・ナイト』、ドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ)、『イタイケに恋して』(読売テレビ)、『やさしい猫』(NHK)など。ドラマ『猫カレ -少年を飼う-』(10月7日スタートBSテレ東 毎週土曜 深夜0時~0時30分/テレビ大阪 毎週土曜 深夜0時55分~1時25分)では連続ドラマ初主演をはたす。

 

写真◎宮本賢一
取材・文/秋月美和
構成/SUPER MIX

( SmartFLASH )

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