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「嵐が戻れる場所が消える」の最悪シナリオも…相葉雅紀『VS魂』後継番組に忍びよる「性加害問題」の余波

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.09.27 21:30FLASH編集部

「嵐が戻れる場所が消える」の最悪シナリオも…相葉雅紀『VS魂』後継番組に忍びよる「性加害問題」の余波

10月から新番組でMCを務める相葉雅紀

 

 9月28日、嵐・相葉雅紀の冠バラエティ番組『VS魂グラデーション』(フジテレビ系)が終了する。同番組は、嵐の5人が2008年から2020年までメインを務めた『VS嵐』の後継番組として、『VS魂』の名で2021年にスタートした。

 

 木曜19時のゴールデンタイムの放送で、出演者も相葉のほか、風間俊介、Sexy Zone・佐藤勝利、ジャニーズWEST・藤井流星、元King&Prince・岸優太、ジャニーズJr.『美 少年』と豪華。だが、わずか2年足らずでピリオドを打つことになった。なぜ、番組は終わるのか。

 

「最大の理由は視聴率です。『VS嵐』は、嵐の5人とゲストが、さまざまなゲームで対決する方式で人気を博しました。当初、『VS魂』もそのスタイルを受け継いだのですが、2021年7月に、番組のセットや企画が一新。その“リニュアール”になじめないファンが多く、視聴率は下がっていき、最近は平均視聴率3~4%と低迷していたんですよ」(テレビ局関係者)

 

 

 この後番組として、10月26日から、相葉メインの新バラエティ番組『木7◎×部(もくしちまるばつぶ)』がスタートする。

 

「芸能人が、学校にはない部活を立ち上げ、目標達成に向けて取り組んでいく番組です。相葉さんは基本的にスタジオで見守りますが、自らロケに繰り出すこともあるといいます。ただ、新番組にも“あの問題”が影響する可能性がありそうで……」(前出・テレビ局関係者)。

 

“あの問題”とはもちろん、ジャニーズ事務所の創業者である故・ジャニー喜多川氏の性加害問題にほかならない。9月7日の事務所による記者会見以降、ジャニーズタレントを起用していた企業がCM更新などを見送る動きが加速している。この流れが、相葉の新番組にも暗い影を落とす可能性があるという。

 

「今後、企業が『ジャニーズが出るなら協力できない』と、『木7◎×部』のスポンサーを降りる可能性もゼロではありません。もちろん、相葉さんに罪はないですが、性加害問題で世間の風当たりの強まるなか、ゴールデンタイムにジャニーズメインの番組が始まるのは、あまりにタイミングが悪いです。いまのところ、相葉さんの番組が始まることに変更はありませんが、この先どうなるか、心配ですね」(制作会社関係者)

 

 かりに、スポンサーとなる企業が撤退した場合、番組の制作に重大な影響を与えそうだ。前出の制作会社関係者は表情をくもらせる。

 

「近年、フジテレビに限らず、テレビCMの広告収入が減り、番組制作に使える予算が減っています。もしも一部のスポンサーが、相葉さんの番組を“降りる”ようなことになれば、広告収入が減り、予算はさらに厳しくなるでしょう。ロケやセットに使える費用が限られたら、企画も弱くなる……。その結果、低視聴率が続けば、早期打ち切りという最悪のシナリオも想定されますよ」

 

 本来、新しい番組が始まることは喜ばしいことだ。ただ、『VS魂』が2年で終了し、ジャニー氏の性加害問題でタレント起用の「見送りドミノ」が続く現在の状況を考えると、相葉は手放しで喜べないかもしれない。

 

「相葉さんは『VS魂』開始当初、嵐5人からバトンを受け継いだ“嵐枠”の番組とあって、おもしろい番組にしようと意欲を燃やしていました。もしかすると、いつか嵐が活動再開した際、『木曜19時をみんなの戻れる場所にしたい』という思いもあったのかもしれません。10月から始まる番組で、この枠を死守できるか、それとも“戻れる場所”が消えるのか。相葉さんもプレッシャーに感じているのではないでしょうか」(前出・制作会社関係者)

 

 5人ですごした思い出が詰まった木曜19時の「枠」。相葉は大切な番組を守り、“ガッツ”を見せられるか──。

( SmartFLASH )

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