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「隠蔽じゃないか」NHK、ジャニーズ事務所との関係性「調査行わない」発言に失望の声相次ぐ

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.09.28 17:40FLASH編集部

「隠蔽じゃないか」NHK、ジャニーズ事務所との関係性「調査行わない」発言に失望の声相次ぐ

性加害が明るみになった故・ジャニー喜多川氏

 

 9月27日、NHKの定例記者会見で、ジャニーズ事務所との関係性をめぐり、稲葉延雄会長が言及した。

 

 稲葉会長は、ジャニーズ性加害問題の報道が不十分だった件について「深く反省している」と語った。だが、NHKと事務所の深い関係性について、第三者委員会などでの調査はおこなわない方針を表明。「甘いと言われるかもしれないが、番組の中で一つ一つ取り上げ、国民に説明したい。放送人としてのありようが試されており、自覚的、自省的に物事をとらえ、考えていく」と発言した。

 

 

 これまで、ジャニーズとNHKの“蜜月”ぶりは、たびたび話題にのぼってきた。NHK関係者は、本誌にジャニーズとの関係をこう語っている。

 

「NHKの本部である東京・渋谷の放送センターの西館に“魔の7階リハ室”があったんですよ。ここに、ジャニーズ専用の部屋が用意されていたんです。NHK職員はほとんど近寄らず、お菓子の自動販売機に群がる“子供たち”と、ジャニー氏が自由に闊歩する異様な空間でした。局内の一部の関係者の間では有名な話ですよ」(前出・NHK関係者)

 

 なお、今回の会見で、山名啓雄総局長は、リハーサル室について「特殊なことではない」と存在を認めている。

 

 さらに、NHK放送センター近くのジャニーズ事務所が所有する瀟洒な7階建てビルの3フロアほどを「周辺賃料と比べて高額な家賃」(NHK職員)で賃借契約していることも、本誌は報じてきた。

 

 一方、そうした関係性を検証する動きもあった。9月11日に放送された『クローズアップ現代』(NHK)では、ジャニーズ性加害問題について関係者40人に取材し、NHKと事務所の関係性を振り返っている。

 

 2004年頃、紅白歌合戦などを担当していた歌謡・演芸番組部長は、性加害問題について「未成年に対して許せないことをやっていたという意識は薄かった」と後悔を語っている。桑子真帆アナウンサーは、「被害者に事態を動かす役割を担わせてしまった。この事実を重く受け止め、責任を痛感しています」と厳しい表情で述べた。

 

 また、同番組に出演した弁護士の蔵元左近氏は、再発防止のため、NHK内の組織上の問題を調査することが必要だとして、「第三者委員会の設置も必要に応じて行われるべきと思います」と指摘している。

 

 しかし、稲葉会長の答えは、「調査は行わない」というにべもないものだった。SNSでは、NHKの姿勢に呆れ返る声が寄せられている。

 

《はぁ?受信料を強制的に聴取のしてるとこの会長の言うことがコレ?何様よ?クロ現は何だったんだちゃんと調査すべき》

 

《そこは調査しろ。何か都合悪い事でもあるのか?視聴料むしり取ってるスポンサー(国民)の要望に答えて下さいよー》

 

《歴代紅白とか大河で事務所タレントを起用したプロデューサーの首でも飛ぶかと思ったら、なんと公共の信頼を取り戻すことをあきらめました。》

 

《甘い。なぜ、過去の関係を調査しないの?それ隠蔽じゃないか!私達の受信料、返せ!》

 

「公共放送」として、この問題とどう向き合うかが試されている。

( SmartFLASH )

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