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小泉今日子 ジャニーズ問題での言及に賛否渦巻くも、聖子・明菜と比べて露出際立つ“一人勝ち”ぶり
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.09.29 20:20 最終更新日:2023.09.29 20:38
9月23日深夜に放送されたラジオ番組『TOKYO M.A.A.D SPIN』(J-WAVE)で、小泉今日子が話した内容が物議を醸している。
音楽評論家の近田春夫とともに同番組の第4土曜日のナビゲーターを務めている小泉は、テレビ番組の話題から派生して、ジャニーズ事務所の問題に踏み込んだのだ。
現在のメディアの状況について、「ジャニーズ問題でも言われ始めているけど、メディアが出る側に“忖度”してくっついちゃってて、報道してこなかったこともあって。いまいちばん悪い膿みたいなのが出始めちゃってるのがテレビとかラジオ」と、自身の意見を述べた。
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さらに近田が「どこの放送局のどの番組もブッキングがイージーじゃん。とりあえずジャニーズを入れとけばいい」という状況がメディア側にもあったと指摘。
すると、小泉も「(ジャニーズは)視聴率がこのぐらい絶対あるっていう安心感があったんでしょうね」といった業界内の認識を推測し、「なんとなく、ちょっとずつ風穴が開いていくと上までグンッて開く」と、現在の“ジャニーズ忖度”やメディアに渦巻く、悪い状況が改善されることを期待する発言をしたのだ。
すると、これに対して、インターネット上ではこんな反響が。
《キョンキョンがまともなこと言ってくれてる…。沈黙する芸能人多数の中で「膿が出ている」って発言する度胸と勇気を見せてくるってカッコイイ》
《自分だって守ってもらっていたんじゃないの?圧力なんて芸能界じゃ当たり前でしょ。ジャニーズだけじゃない》
《小泉今日子のジャニーズへのコメントは本質をついていた。素晴らしい。特に響いたのは「放送局ごとにカラーを出してほしい」だ。ジャニーズにすがれば視聴率が計算できるとか安直な考えから、個性を追求して色を出していく時代へ。それがひと目に止まる。時代がひっくり返る》
《正論だけど彼女も大手事務所からテレビで売れた人。干され状態だから言えるのでは?という面はある》
小泉を支持する声も多くあがった一方で、小泉自身も大手芸能プロダクションからデビューし、その“恩恵”を受けてきたとして、彼女の発言を批判する声もあがるなど、賛否両論が渦巻いているのだ。
「小泉さんは2020年5月に、検察官の定年延長を可能にする検察庁法改正案が提出された際には、自身の個人事務所のX(当時Twitter)アカウントで『#検察庁法改正案に抗議します』と投稿するなど、繰り返し意思表明をして、これも賛否両論を浴びたことがありました。
それでも彼女自身の人気はほとんど衰えていませんし、“はっきりと意見を持っている女性”として評価が高まっているほど。仕事のオファーも絶えず続いています」(芸能記者)
「花の82年組」と呼ばれた、1982年デビューのアイドルの一人である小泉。1980年代では、先にデビューしていた松田聖子、同期の中森明菜に続く人気アイドルだった。
ただ、中森は2010年10月に体調不良で、無期限の芸能活動休止を発表。2014年に活動再開したが、2018年以降はふたたび休止状態に入り、現在も表舞台には出てきていない。
松田は長らく、ステージに立ち続け、2020年にはデビュー40周年を迎えた。“記念イヤー”も『NHK紅白歌合戦』に出場するなど、精力的に活動していた。
しかし、2021年に一人娘の神田沙也加さんが急逝。それ以降、コンサートは続けているが、いっさいテレビ出演はしていない。
さらに9月28日には「WEB女性自身」で、松田の“激ヤセ”姿が報じられるなど、心配の声が増している。
「小泉さんも2018年に自身も認めた“不倫騒動”がありましたが、聖子さん、明菜さんに対して、表舞台への露出や音楽活動は長年、順調にこなしています。
2024年に公開予定の映画も2作品決まっており、一つは倉本聰氏が36年ぶり映画脚本を務めた『海の沈黙』。本木雅弘さん、中井貴一さんらとともに、小泉さんはメインキャストに起用されている大作です。
もう一つは、草彅剛さんが主演を務める『碁盤斬り』で、こちらも注目されている作品。こうしたことから、国民的人気を誇った80年代アイドル3人のなかで、現在の活躍を見ると小泉さんが“一人勝ち”状態なのは間違いないでしょう」(前出・芸能記者)
入れ替わりが激しい芸能界。過去のことより“今日”の活躍が大事だ。
( SmartFLASH )