エンタメ・アイドル
デヴィ夫人「ジャニー氏擁護」撤回に「都合よすぎ」の声「事務所と決別」進むスポンサー見すえた“苦渋の決断”か
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.10.11 17:13 最終更新日:2023.10.11 17:38
10月10日、タレントのデヴィ夫人が、故・ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐる発言を謝罪し、SNSに衝撃が走っている。
デヴィ夫人は、自身のX(旧Twitter)を更新すると、《過日 私はジャニー喜多川氏について庇護する発言をXに表明致しましたが、さまざまな報道で私の全く知らない喜多川氏の愚行を知り、驚きと共におぞましく感じました》と投稿。
《以前の発言を撤回させていただくと共に、私の発言により傷ついた方、怒りを覚えた方に心より申し訳なく思います》と謝罪した。
【関連記事:レイプ被害女性に反論されて「高畑淳子」母子の顔面蒼白】
「ジャニー氏と親交の深かったデヴィ夫人は、7月にXの投稿で《事務所の子を我が子のように愛しく大切に可愛がり、ワゴンに沢山のお弁当を載せて自ら各楽屋に配っていた》と生前の姿を語り、性被害の告発が続いていた状況を《死人に鞭打ちではないか。本当に嫌な思いをしたのなら、その時なぜすぐに訴えない。》と、強い調子で非難しました。
また、性加害問題に国連も介入してきたことを《被害を訴えている人々は国連まで巻き込んで、日本国の日本人として、そんな権利がどこに与えられていると思っているのか。あまりにも嘆かわしく、恥ずかしい。》とまで発言し、被害者の人々を糾弾。一連の発言はかなりの批判を浴び、その後、8月に一度、更新したきり、Xにはいっさい投稿せず、沈黙を保っていたんです。今回の謝罪が、約2カ月ぶりの更新となりました」(芸能記者)
SNSでは、我の強いデヴィ夫人が謝罪したことを評価する声もあがっている。だが、発言当時から、すでに《喜多川氏の愚行》は報じられてきた。そのためデヴィ夫人の謝罪を“ご都合謝罪”と見る向きも多い。
《さすがにデヴィ夫人ポジションで「無知でした~」は、ちょっと都合良すぎると思うよ。逆にホントに「全く知らない」なら、ご意見番ポジションとしてテレビに出るの辞めた方がいいんじゃないかな?》
《流石に今回は撤回せざる得なかったんだろうねw小国日本だけの事じゃなくて世界的な大事になっちゃったからさ。》
《今さらの撤回は虫が良すぎるやろ》
「実際、デヴィ夫人の謝罪は苦渋の決断だったのかもしれません。9月におこなわれた事務所の会見以降、CMが続々と打ち切られるなど、スポンサー離れが進んでいます。その影響で、各テレビ局は『事務所からの圧力があった』とする検証特集を組んだり、“NG記者リスト”の存在を報じたりと、事務所との決別をはかるような動きを見せ始めました。そんななかで、ジャニー喜多川氏を擁護する姿勢を見せ続ければ、仕事のオファーを出しづらくなるのは当然です。
デヴィ夫人といえば『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の準レギュラーですが、同番組は、ジャニーズ事務所に厳しい姿勢を見せている花王やサントリーがスポンサーに入っています。迅速な謝罪が必要だったのかもしれません」(前出・芸能記者)
再発防止特別チームが、調査報告書を発表したのが8月末のことだった。その後、事務所側の2度の会見を経て、デヴィ夫人もようやく過ちを認めたということだ。
( SmartFLASH )