11月某日の深夜23時、都内の繁華街をイヤホンを着けてトボトボと歩いていく男性――。
時々立ち止まっては、街の様子を眺めるという動きを繰り返している。思索にふけっているようで、どこか作家然とした雰囲気を湛えている。
通りすがりの人の視線を集めるも“我関せず”の様子。男性の正体は、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹だ。
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髪を頭の上で束ね、顎には無精ひげを生やし、暗色のオーバーサイズの衣服。メディアで目にする姿とは全く異なる印象だ。芸能関係者は、又吉のプライベートについてこう明かす。文豪のような格好にも違和感はないようだ。
「又吉さんはひとりの世界に入るため、音楽を聞きながら街中をブラブラ散歩するのが好きなんです。飲みに行ったあとに、歩いて帰ることもよくあります」
10月、アメリカ在住の相方・綾部祐二が6年ぶりに帰国。二人でトークライブをおこなった。
「綾部さんが帰国したことで、又吉さんも付き添いで先輩や後輩の食事に誘われたり、トークライブやNHKの密着取材が入ったりして、10月はかなり忙しかったそうです。今は綾部さんがロスに戻って嵐が去ったような感覚らしく、穏やかに過ごしていると聞いています」(前出・芸能関係者)
また、綾部は自身のYouTubeチャンネルで又吉の変化について言及。「すっごい飲む、先生」と又吉の酒量に驚いたといい、「べろんべろんになって同じ話をずっと繰り返すっていう、典型的な酔っ払いのパターン。まさか又吉のそんな姿が今回見られるとは……」と、相方の新しい姿に触れられた喜びを語った。
又吉が私淑し、酒好きとして知られる太宰治に近づいているのかもしれない。
( SmartFLASH )