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「なんで関ジャニはOKなの?」大阪万博「アンバサダー」宝塚団員の活動停止…開幕500日前にして右往左往
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.11.25 15:16 最終更新日:2023.11.25 15:26
2025年大阪・関西万博で「アンバサダー」に起用されていた宝塚歌劇団の俳優が、当面の活動を見合わせることになった。11月24日の記者会見で、万博を運営する日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長が明らかにした。
アンバサダーの役目は、各地のイベントなどに出席し、万博をPRすること。歌劇団からは、花組・聖乃あすか、月組・風間柚乃、雪組・縣千、星組・極美慎、宙組・風色日向の5人が選ばれている。いずれも将来を担う若手の男役スターだ。
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「活動停止となった理由は、言うまでもなく、25歳の女性劇団員が急死した問題です。いじめやパワハラ、長時間労働などにより心を蝕まれた末の自死とみられていますが、11月14日に歌劇団が開いた記者会見では、いじめはなかったと主張しています。
しかし、複数の元劇団員らが組織的なパワハラ、いじめの実態などを暴露しており、このまま解決することはあり得ません」(週刊誌記者)
この、万博アンバサダー活動停止について、SNSではこのような声が。
《宝塚歌劇団は当面PR起用しないのに、旧ジャニーズは起用継続するっていかがなものかね》
《ジャニーズも自死者が出たのに、起用をつづけてるやん》
《宝塚って万博のアンバサダーだったのか。他には歌舞伎役者さんに吉本興業所属タレントか。そしてジャニーズのタレントさんがPR担当しているわけか。なんか万博を取り巻くこの様が今の日本の縮図みたいになってるな》
「10月4日の会見で、大阪府の吉村洋文知事は、大阪のPRに『関ジャニ∞』の起用続投を明言しています。関ジャニは、大阪府と大阪市、経済界が出資する大阪観光局のシンボルキャラクターとして、2018年から起用されています。このPRには、万博関連行事への起用も含まれます。
宝塚歌劇団の問題は、“第2のジャニーズ” 化しつつあります。そんななかで、ジャニーズはOKでなぜ宝塚はアウトなのか、という見方があるのも当然でしょう」(同前)
万博のアンバサダーにはほかにも、コブクロ、指揮者の佐渡裕、ダウンタウン、歌舞伎の松本幸四郎、京大iPS細胞研究所の山中伸弥名誉所長らが名を連ねている。
その一方では、こんな皮肉る声も。
《万博の人気がなさすぎて「やってられっか、こんなの!」と、宝塚が降りたのかと思ったら逆だった》
《万博アンバサダー当面活動無しの、ニュースで誰も残念がっていないのが、元々万博に対する期待感が無かったってことなのね》
11月30日で開幕500日前となる万博。なんやかんやで、てんやわんやしとります――。
( SmartFLASH )