松本潤『どうする家康』現場での“殿様”っぷりで「二宮和也のほうがいい」と対比の声も…打開策はやっぱり「嵐」復活

 

　アイドルグループ「嵐」の松本潤が主演・徳川家康役を務めた、2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』が、12月17日の最終回で大団円を迎えた。

 

　松本からすれば大河ドラマの大成功を糧に、2024年に向けての起爆剤にしたいところだが、視聴率は低迷。厳しい評価が集まっている。

 

　最終回の平均世帯視聴率は12.3％、全話では11.2％。2019年に歴代ワースト視聴率となった『いだてん～東京オリムピック噺～』の8.2％に次ぐ、歴代ワースト2位が確定した。

 

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　だが、低視聴率はどうやら作品自体の出来ではないらしい。

 

《どうする家康終わっちゃった～！楽しかった！歴史に興味持った作品！》

 

《最終話まで完走した、めちゃくちゃよかった》

 

《めちゃおもしろかった。最後まで観た貴重な大河ドラマ。家康の一生がリアルで切なすぎる》

 

　といった、ドラマの内容には満足する声がXで多く見かけられたが……。

 

「今回の大河ドラマのキャストは豪華そのものでした。松本さんの友人である小栗旬さんが最終回でサプライズ出演。

 

　お市の方と茶々の一人二役を演じた北川景子さんは、最終回で“二度めの死”を迎えることになり、そのことは放送翌日にはネットニュースに上がるなど、大きな話題となりました。

 

　しかし、主演の松本さんについては、話題になったことが少なかった印象です」（芸能記者）

 

　ドラマ撮影スタッフに対する、松本の態度にも問題があったそう。

 

「松本さんの撮影での様子はまさにドラマさながらの“殿様”っぷりを発揮していたとのこと。そのため、スタッフからの評判はよくありません。

 

　しかも、松本さんの主演抜擢は卓越した役者としての実力というよりは、知名度優先。そんななかではスタッフも、自分に冷たい態度を取る松本さんを擁護したいとは思いませんよ」（スポーツ紙記者）

 

　一方、数々のドラマや映画などで主役を演じ、成功に導いてきた同じ「嵐」メンバーの二宮和也と松本が比べられることも多い。

 

「スタッフとの関係も良好。演技力も高い二宮さんは安心してキャスティングできる一人です。
　松本さんは今回のダダ滑りで、話題作などへの積極的な起用は難しくなったと言えるかもしれません」（前出・芸能記者）

 

　役者として、崖っぷちに立たされてしまった松本。今後の打開策はあるのだろうか。

 

「まず一つ、松本さんの価値は“嵐の松潤”であることが大きい。嵐の中で見れば、二宮さんより松本さんのほうが“主役”に近いことは間違いありません。
　やはり『嵐』という国民的グループを再始動させるのがわかりやすい打開策ではないでしょうか。

 

　また、松本さんはアイドルとしてのプレイヤーという側面もありますが、プロデューサーとしての手腕も評価が高い方です。

 

　思い切った方向転換として、プロデューサー的な仕事をメインに進めるのもいいかもしれませんね」（テレビ局関係者）

 

　その「嵐」はリーダーである大野智が芸能活動休止中で、まったく復帰の見通しは立っていない。

 

　数々の民放人気ドラマで主演を務め、堂々と大河ドラマに“攻め入った”松本だったが、今後はどうする――。

( SmartFLASH )