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「ほんまにやめてくれ」ガーシー、逮捕後初の動画で謝罪&過去動画の拡散中止を懇願も…参院議員除名の件には触れず

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.12.29 17:30 最終更新日:2023.12.29 17:30

「ほんまにやめてくれ」ガーシー、逮捕後初の動画で謝罪&過去動画の拡散中止を懇願も…参院議員除名の件には触れず

 

「お久しぶりです。ガーシーこと東谷義和です」

 

 俳優綾野剛などへのYouTubeを通しての常習的脅迫の罪に問われている元参院議員ガーシー被告が、12月28日、高橋裕樹弁護士のYouTubeチャンネルで動画メッセージを配信。逮捕後初めて公の目に触れる形で、自身の思いを語った。

 

 

 12月21日におこなわれた第3回公判で、ギャンブルが原因で5億円ほどの借金があり、借金していた支援者のすすめで不本意ながら暴露系YouTuberになったと主張していたガーシー。今回の動画では、黒髪短髪にヒゲも剃った姿で登場。神妙な面持ちで冒頭の言葉を述べると、「このたびは世間のみなさまをお騒がせし、本当に申し訳なかったと思っています」と深く頭を下げた。

 

「そして何より被害者の方、被害者家族の方々、関係者の方々にご迷惑をかけたこと、本当に反省しております」と続け、俳優・綾野剛、綾野の所属事務所であるトライストーン関係者、ジュエリーデザイナー福谷公男氏、「ドワンゴ」創業者・川上量生氏らの名前をあげ、再び深く頭を下げながら謝罪した。

 

 しかし、今回の配信は「謝罪するためにあげているわけではない」と語ると、自身があげた動画がいまだに拡散・配信されていることで、被害者やその家族、関係者が苦しみ続けている現状を説明。誹謗中傷や動画拡散をやめてもらうため、裁判所の許可を得て公開したという。

 

「『お前がやったことやんけ、お前が始めたことやんけ』とおっしゃられるのもわかります。でも、そう言うんであれば、元である配信をした僕のすべての責任だと思ってますので、僕のことをとやかくボロカス言うのはもう全然OKです。好きなだけ言ってください。

 

 でも、被害者や被害者家族の方々のことをこれ以上拡散し、世の中に広めたりだとか、このまま誹謗中傷を続けることはやめてください。よろしくお願いします」

 

 終始、神妙な面持ちで懇願を続けるなか、「ほんまにやめてくれ」とガーシーっぽい口調が飛び出すと、「俺はこの動画を出したことによって、ありとあらゆるところから、いろんな角度から『こいつ何言ってんねん』だとか、ようわからん数字取りのコメンテーターとかから、いろいろ絡んでくるのもわかってます。そんなん、どうでもいいんですよ」と一瞬、ガーシー節を垣間見せたが、再び、動画の拡散や配信をやめてほしいと頭を下げた。

 

 その後も、動画の拡散中止やアーカイブ動画の削除を14分近くかけて切々と訴えたガーシー。しかし、2022年の参議院選挙で28万7714票を集め当選したものの、一度も登院せず除名になったことに対する説明は最後までなかった。

 

 動画がアップされると、コメント欄には《声が聞けて、姿を見ることが出来て率直に嬉しいです》など応援する声が数多く寄せられた。また、すっかり牙を抜かれた印象のガーシーに、《国家権力がいかに恐ろしいのかよくわかりました》といった意見もあった。

 

 動画のなかで「自分の受けた罪に対する償いは、きちっとさせてもらおうと思っています」と語っていたガーシー。第4回公判は2024年2月8日におこなわれる。

( SmartFLASH )

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