エンタメ・アイドルエンタメ・アイドル

日曜劇場『さよならマエストロ』に不評散々…『リバーサルオーケストラ』と設定そっくり、キャラ設定が不自然のがっかり感

エンタメ・アイドル 投稿日:2024.01.16 18:50FLASH編集部

日曜劇場『さよならマエストロ』に不評散々…『リバーサルオーケストラ』と設定そっくり、キャラ設定が不自然のがっかり感

 

 西島秀俊芦田愛菜が出演するTBS日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』の第1話「それが彼の運命」が、 1月14日に放送された。初回の平均視聴率は世帯11.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)とまずまずの好発信となった。

 

 本作は、ある事件をきっかけに家族も音楽も失った天才指揮者の父親と、そんな父親を拒絶し、音楽を嫌う娘の2人が、地方オーケストラを通して親子の絆を取り戻す物語。副題の「アパッシオナート」とは音楽用語で「情熱的」という意味だ。

 

 

 芦田は、出演にあたり、

 

《今作で私が演じる響は、西島さん演じる父親の俊平にキツく当たる役なので、自分自身としては心が痛いです(笑)。ですが、5年前のある事件をきっかけに絡まってしまった糸をうまくほぐせなくて、父親に対して素直になれない、頑固な娘を一生懸命に演じたたいと思います。私も、母親からは「頑固だね」とよく言われるので、響の気持ちはよくわかります(笑)》

 

 などと意気込みを語っている。今作は、本誌の「期待する1月新ドラマ」アンケートで第3位になっており、視聴者の注目が集まっていたのだが――。 

 

「視聴率はともかく、SNSでは『見てがっかり』というコメントが多いようです。がっかりの理由は、大別すると『舞台設定に既視感』と『キャラ設定に違和感』の2つです」

 

 ドラマ担当記者がこう指摘するのだが、いったいどういうことか。

 

「まず、『舞台設定に既視感』ですが、実は『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系、2023年1月期)と設定がほぼ同一なんです。どちらも、やる気をなくした海外帰国組の天才指揮者が、地方のオーケストラにイヤイヤ参加し、アクの強い楽団メンバーたちを救いつつ、みごと楽団を再生させるという物語です。

 

 あまりに似ているので、『リバーサルオーケストラ』で田中圭さんが演じた天才指揮者を西島さんが、それに反感をもつメンバーの女性役が門脇麦さんから芦田さんに変わっただけのように思えてしまうのです。パクリとまでは言いませんが、似すぎているのは間違いありません」(同)

 

 もうひとつの「キャラ設定に違和感」はどうか。

 

「『リバーサルオーケストラ』でも、田中さんは音楽以外何もできないポンコツとして描かれましたが、それは『さよならマエストロ』でも同様です。

 

 しかし、その描き方があまりに不自然なのです。20年ぶりに帰国した西島さんが空港で迷ってしまったり、料理をするのにフライパンに油を引くことさえ知らなかったりと、いくらなんでもと思うほど過剰な表現で、興ざめしてしまいます。

 

 もうひとつ、西島さんの妻は石田ゆり子さんが演じているのですが、この2人はこれまで何度も夫婦・恋人になっています。

 

 映画『サヨナライツカ』(2010年)、ドラマ『MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~』(TBS系、2014年)、ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系、2017年)、スペシャルドラマ『名探偵・明智小五郎』(テレビ朝日系、2019年)などです。ドラマ好きの視聴者からすれば、『またか』といったところでしょう」(同)

 

 実際に、ネット上では、

 

《見たことのあるような作品に、露出の多い俳優さんを多用したこのドラマは、特に見る必要がないものになってしまいました。西島さんは好きですが、西島さんに見えてしまい石田さんも同様》

 

《芦田さんは嫌いではないですが優等生すぎて、ドラマに出てなくてもいいんじゃないかと思ってしまった。笑。何の役をやっても優等生のしっかりしたイメージなので》

 

《芦田愛菜の超不機嫌で感じ悪いのは演技上手いんだけど、観てる人達にはストレスしか感じない》

 

 などの声が多数あがっている。とはいえ、ドラマはまだ始まったばかり。これから、日曜劇場の本気を見せてほしい!

( SmartFLASH )

続きを見る

エンタメ・アイドル一覧をもっと見る

エンタメ・アイドル 一覧を見る

今、あなたにおすすめの記事