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「マッチより少年隊」「うさぎ跳びはすでに禁止」『不適切にもほどがある!』昭和“ストライク世代”が思わずツッコミ

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.01.27 15:37 最終更新日:2024.01.27 15:51

「マッチより少年隊」「うさぎ跳びはすでに禁止」『不適切にもほどがある!』昭和“ストライク世代”が思わずツッコミ

『不適切にもほどがある!』で主演を務める阿部サダヲ

 

 1月26日スタートのドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)が、SNS で評判を呼んでいる。

 

 体育教師を演じる阿部サダヲが、1986(昭和61)年から2024(令和6)年にタイムスリップ。昭和では普通のことだった行動や言動が、令和では「パワハラ」「セクハラ」「モラハラ」と断罪され、困惑するというコメディだ。

 

 

「脚本は宮藤官九郎です。阿部は“ダメおやじ”の役柄で、野球部のコーチをしながら娘の交友関係を心配。『娘がチョメチョメしちゃったらどうすんだよ』と、あわてふためいたりする日常を送っています。

 

 ところが、ひょんなことからタイムスリップして令和へ。ワイヤレスイヤホンをしている若者に『耳からうどん、垂れてますよ』『耳からひじき、垂れてますよ』と声をかけ、加熱式タバコやスマートフォン、電動キックボードを不思議そうに見つめる演技が最高です。

 

 また、ドラマ中では『11PM』や『トゥナイト』などのフレーズが飛び交い、セクシーグラビア雑誌の『べっぴん』、『エロVHSビデオ』、男子があこがれたホンダのバイク『CBX400F』なども登場して50代以上を喜ばせました」(芸能ライター)

 

 ドラマを観ている中年以上の世代は「あ~、あったあった」と思わず手を叩いてしまうシーンがテンコ盛りだが、リアルに青春時代を過ごしてきた視聴者からは「ちょっと違うかも」と、SNS などで細かいツッコミが入っている。

 

「たとえば、阿部の娘の部屋に近藤真彦のポスターが貼ってあるのですが、マッチの全盛は『ギンギラギンにさりげなく』が出た1981年。1986年は前年に『仮面舞踏会』でデビューした少年隊のほうが大人気でした。また、野球部の生徒がうさぎ跳びを命じられるシーンがありますが、1978年に中学校で野球部員がうさぎ跳びにより集団骨折を起こし、文部省(当時)はうさぎ跳び禁止を発表しています。『ケツバット』も、すでになくなっていたという声があります。教室で教師が喫煙するシーンも『さすがにそれはなかった』などの書き込みがありました」(週刊誌記者)

 

 反応を見ると、むしろドラマがいかに注目されているかがわかる。視聴者からは「コンプライアンス時代への問題提起ドラマ」という意見も多い。2話め以降も、昭和世代がうなるシーンは登場するのか。

( SmartFLASH )

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