2月4日、NHK大河ドラマ『光る君へ』の第5話「告白」が放送された。
藤原道長(柄本佑)が右大臣の子であり、6年前に母親を殺めた道兼の弟であることを知ったまひろ(吉高由里子)は、ショックのため寝込んでしまう。まひろが倒れたことを知った道長は、まひろに文をしたため、2人は再会。まひろは道長に、母が亡くなった経緯を打ち明け――という話が展開された。
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放送終了後、SNSには
《いやー盛り上がってまいりました道長まひろのロミジュリ的悲劇!》
《面白いー。ドラマチック。ロミジュリってて、パーフェクトな流れだ。女子でなくてもドキドキワクワクが止まらない展開。凄い》
《憎い憎い一族なのに あなたはなぜその一族なのー まるでロミオとジュリエットやん ヤバ好きすぎ》
《平安版ロミジュリかな……?》
という声が多数、みられた。
「対立する一家に生まれた男女の悲恋を描いた、シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』はあまりにも有名ですが、貴族のトップであり、母の敵でもある一族の道長と、下級貴族のまひろという関係は、たしかに平安の『ロミオとジュリエット』と言えそうです。
第3話では、幼いときから数年を経て、散楽(見世物芸)を見ているところでふたりが再開するシーンがありました。このシーンも、ロミオとジュリエットが舞踏会で出会うシーンをモチーフにしたのではないかと、SNSで話題になりました。
脚本を担当している大石静さんは、“ラブストーリーの名手”といわれ、大河ドラマは2006年の『功名が辻』に続いて2作め。恋愛要素だけでなく、朝廷内のどす黒い権力闘争などもあり、今後も大いに期待できそうです」(テレビウオッチャー)
SNSには
《光る君へを昨日見たんだけど、思った以上に少女漫画×えげつない謀略大河で、回数増すごとに胸ときめき、ワクワクしている》
《『ゴッドファーザー』的な宮廷陰謀劇と、少女漫画的な恋愛ドラマのブレンドが、今のところ上手くいってるんじゃないですかね。けっこう面白い》
《言っちゃなんだけど、このドラマって少女漫画よね。いい意味で》
などの意見も多い。
第5話の世帯平均視聴率(NHK総合ビデオ20時~、リサーチ調べ、関東地区)は11.7%で前回から0.4ポイントアップした。視聴率は2023年の『どうする家康』を下回る推移で、苦戦を強いられているようにも見える。
「1月7日の初回は、『NHKプラス』での配信視聴数は、これまでのNHKドラマのなかで最高を記録しています。また、人気が高いドラマほど録画視聴される傾向もあります」(同前)
次回の第6話では、紫式部のライバルともいわれる清少納言(ファーストサマーウイカ)が登場。ますます盛り上がりを見せそうだ。
( SmartFLASH )